この日イ・ジュンギは、小さなヒントでパク・ミニョンの正体を当てたり、サプライズでの登場イベントを準備するなど女心を十分に捕らえた。そのおかげで「私の耳にキャンディー2」はいっそうロマンチックだった。
これは、イ・ジュンギがこれまで多くの作品で見せてきた、ちょっと荒くて野性的な雰囲気とは正反対の魅力だった。自ら語ったようにイ・ジュンギは、「犬とオオカミの時間」、「イルジメ【一枝梅】」、「ヒーロー(HERO)」、「アラン使道伝」、「TWO WEEKS」、「朝鮮ガンマン」、「夜を歩く士〈ソンビ〉」、「麗＜レイ＞～花萌ゆる8人の皇子たち～」など時代劇とアクションで代表される俳優だ。

こんなに女心を魅了する方法をよく知っている彼の姿を見ていると、主にヒーロー物のオファーだけ入ってくるという彼のキュートな苦情がすぐに理解できたほどだ。
「私の耳にキャンディー2」を通じて自身がどれほどロマンチックなのかを公開した彼が、これから彼にぴったりのロマンチックコメディーに出会って「新ロコキング」に生まれかわることを期待してみたい。彼がロマンチックコメディーを撮ったら2005年SBSの「マイガール」以来約12年ぶりとなる。