人気バラエティー「無限挑戦」、放送禁止仮処分申請されたが棄却…無事放送へ

人気バラエティー「無限挑戦」、放送禁止仮処分申請されたが棄却…無事放送へ

韓国の朴政権の与党だった「自由韓国党」が、人気バラエティー番組「無限挑戦」の国民議員特集の放送禁止仮処分申請をしたものの、裁判所は申請を棄却した。

MBC「無限挑戦」側は、国民議員特集を準備していた。これは国民の声を聞き、国民が望む法律を一緒に作ってみようという内容の番組だった。「無限挑戦」側はこの特集のために昨年12月からことし3月まで4か月に渡ってオン・オフラインで国民の声を集め、1万件余の意見が寄せられたという。

そして4月1日に放送を控えていたが、自由韓国党が30日に特集の放送禁止仮処分申請をした。放送2日前にした制作陣は驚いた。

自由韓国党が、放送禁止仮処分申請をした理由は、党所属のキム・ヒョナ議員が出演していたためだ。制作陣は就職や育児などのテーマを選び、国民代表200人と国会議員5人が議論をする時間を設けていた。

国土交通、環境労働、女性家族、法制司法常任委員会所属のパク・ジュミン議員、キム・ヒョナ議員、イ・ヨンジュ議員、オ・シンファン議員、イ・ジョンミ議員が出演したが、自由韓国党が党所属のキム・ヒョナ議員の出演に問題を提起したのだ。

制作陣が5つの政党から1人ずつ、出演をオファーする過程において、「正しい政党」と立場を同じくするキム・ヒョナ議員を選び、公平性に反すると主張して放送禁止仮処分申請をした。自由韓国党のチョン・ジュンギル報道官は「党の倫理委員会において“党員権停止3年”という重い懲戒を受けたキム・ヒョナ議員を自由韓国党の代表として招待されたことは、いくらバラエティー番組とはいえ常識に合わない」と理由を明らかにした。


「無限挑戦」制作陣は、各議員の所属と政治的行動に関係なく、国民が一番関心のある部分について専門性を焦点を合わせたオファーをしたのだが、自由韓国党が問題としたのだった。

結局、裁判部は「無限挑戦」が政治的発言は排除していくことに確信できるくらいの資料が必要だとし、キム・ヒョナ議員の出演分を提出するように言い、31日に棄却判決をした。

裁判部はキム・ヒョナ議員が政治的な活動ではないと判断し、棄却判断を下したと見られる。

WOW!korea提供

2017.03.31