「コラム」解説!貞明公主はなぜ大地主になれたのか

 

めでたく結婚

1623年、綾陽君が即位して16代王・仁祖(インジョ)となった。
このときに20歳になっていた貞明公主は、幽閉されていたために婚期が遅れてしまっていた。
仁穆王后は娘の結婚を急がせ、ついに貞明公主は高官の息子の洪柱元(ホン・ジュウォン)とめでたく結婚に至った。
そして、王宮の外に豪華な屋敷を構えることができた。


ここまでは、王女として当然の待遇であったのだが、貞明公主の場合は、仁祖からさらなる贈り物があった。
それが広大な土地であった。
なぜ、仁祖はそこまで配慮したのか。(ページ3に続く)

2017.03.01