日中韓グローバルユニット「SAGA」インドネシアでも活動を開始

日中韓グローバルユニット「SAGA」インドネシアでも活動を開始

アジアで話題のグループ「SAGA」がインドネシアで活動を開始し、同国のトップアイドルグループ「CHERRYBELLE」と競演を果たした。

「SAGA」は、RAMY(韓国人)、KEVIN(中国人)の二人の男女ヴォーカリストと日本人プロデューサーRIOが結成した日中韓グローバルユニット。ことし3月に入り活動を開始、Facebook上のみでのアナウンスで、2週間の内に100万回のページビューと1万人のファンを獲得している。

中国においては、今春放送予定の大型ドラマ「伝承」の主題歌を含む全曲を担当し、大型デビューを果たす彼ら、インドネシアのトップアイドルグループ「CHERRYBELLE」の結成3周年記念番組に出演した際は、日本人メンバーRIOが彼女達の楽曲のリミックスを披露、ソーシャルネット上で話題を呼んだ。

「SAGA」による「CHERRYBELLE」のリミックス曲はSpotifyにおいて世界配信が決定している。

英語を含む4ヶ国語で楽曲を創っているという「SAGA」は、各国の言葉でメンバー同士コミュニケーションをとっており、そのグローバルなスケールでことしは10ヶ国以上での活動を予定している。

「KEVINは北京で友人の紹介で出会いまして、あの時僕は、色々あって人生の究極に大変な時期で、無一文で北京の3畳くらいのスタジオに住みながら、SAGAの曲を創り始めました。その時ちょうど中国では日本のデパートや車が燃えていた…。さらにRAMYは会ったことも歌を聴いたこともないのに、僕はFacebookで写真だけみて、この人だ!と思って話しかけ、2か月ずっと韓国語を勉強しながらFacebook上で彼女を誘い、最後は韓国に家族を説得に行って、そこで初めて彼女とも会いました」(RIO)

現在は、音楽制作から映像・ビジュアルにいたるまで全てDIYで活動しているという「SAGA」は、「SAGAの全ては、僕たち3人と、応援してくれている各国の仲間達と、Macbookだけでできています」と語る。

「私の大好きなお隣の国、日本に、私がこうして歌手としてごあいさつできる日が来ることが私の夢でした。早く日本でも私達の歌が響き渡るようがんばります。みなさん是非SAGAをたくさん愛してくださいね」(RAMY)

「僕は中国も韓国も大好きなので、日中韓の関係が一番よくない今だからこそどうしてもSAGAをやりたかった。目一杯引っ張られたゴムは手を離せば一瞬でその何倍も反対方向に飛んでいくように、僕たちみんなきっとまた一つになれます。政治や国家には超えられない壁を越えられるのは、人の心と音楽だから」(RIO)

「日本のみなさんはじめまして!SAGAは日本と中国と韓国が力を合わせた新しい音楽と、平和へのメッセージを多くの人に届けるために生まれました。みなさんのサポートがあれば本当にうれしいですので是非応援してください!」(KEVIN)

「日本の活動はさすがに自分達だけでは大変なので、是非良いパートナーと出会い一緒に活動をしたいと思っています。この場を借りてSAGAから大募集のラブコールを送らせてください!」と語る彼らは常にとてもポジティブ、日本の音楽業界にも新たな刺激を与えてくれるだろう。

2014.04.12