中国・北京の韓流ファンたちが、人気絶頂の韓流スター キム・スヒョンに熱狂した。

アジアファンミーティングイベントのためキム・スヒョンが去る5日午後、北京の空港に姿を現すと、集まった約1000人のファンが熱狂し、空港は一時パニックとなった。

彼の顔写真が印刷された横断幕をもったファンたちは、キム・スヒョンの名前を連呼しながら熱狂。すると公安は警察車両を動員して警備にあたり、キム・スヒョンにはVIP待遇で護衛したという。

その翌日、現地マスコミを対象とした記者会見とファンミーティングでキム・スヒョンは現地ファンと対面。この様子を現地報道陣は主要ニュースとして報道し、高騰する人気を立証する形となった。

新京報は7日付の新聞でキム・スヒョンの写真を一面に掲げ、「北京がト教授（ドラマ「星から来たあなた」で演じた主人公ト・ミンジュンから取ったニックネーム）を歓迎した」と掲載し格別な関心を寄せたという。

また、キム・スヒョンについて「ドラマでの謹厳なイメージとは異なり、ユーモアと才知あるキュートな対応を見せてくれた」と評価した。

彼は「ドラマのト・ミンジュンのように時間を止める超能力があったとしたら、いつを止めたいか」という質問に「今この瞬間」と答え、さらに「”シックスパック腹筋”はいまでもあるのか」という問いには「皆さんも当然ありますよね？当然（僕にも）あります」と機転の利いた返答。「瞬間移動ができたなら、何をしたいか」との質問には「旅行に行く時間がないので、そのような能力があったら故宮に行って記念写真を撮りたい」と話し、中国ファンを喜ばせた。

ドラマ「星から来たあなた」で演じたト・ミンジュンとの共通点については「ひとつの目標を決めたら、達成のためにこだわりを持って進んでいくところ」と答えた。

多くのファンが参加したファンミーティングでは、自身の出世作であるドラマ「ドリームハイ」の主題歌を熱唱し、また撮影現場でのエピソードを披露したキム・スヒョン。

中国ファンの間ではファンミーティングの入場券を購入するため、し烈な争いが繰り広げられ、”裏取引”では実際の価格の15倍で取引されたと伝えられている。

なお、北京でのスケジュールをラストに先月末から今月初めまで台湾・台北、中国・上海、南京、タイ・バンコクなどをまわり開催されたファンミーティングは成功裏に終演した。