わずか3分16秒で殺人者に仕立て上げられて、自身の濡れ衣を晴らすためにゲームのメンバーと共に事件の実体を暴いていくクォン・ユ役を演じたチ・チャンウクは、撮影の数か月前からアクションスクールでアクションの訓練を受けた。また、大規模なカーチェイスシーンやワイヤーアクション、多彩な格闘シーンなどたいへん危険なアクションを自らこなして「捏造された都市」の独特で新鮮なアクションを完成した。そして殺人者に作り上げられた悔しさと大切な人を失った悲しみ、背後の勢力を知った後の耐えがたい怒りなど、様々な感情を引き出して劇への集中度を高めた。こうして彼は、アクションや感情演技などキャラクターを完ぺきに演じ切って作品に対する高い情熱を見せた。
また、演出を担当したパク・クァンヒョン監督は、「チ・チャンウクは演技とアクションに対するセンスがとても良い俳優だ。男らしさとか弱い少年のような姿まで幅広いスペクトラムを所有し、状況に対する適応力も優れた俳優だ」と、キャラクターを完ぺきに演じたチ・チャンウクに対する強い信頼を伝えた。こうして「捏造された都市」を通じて、劇的な演技や激しいアクションまで新しい面を公開するチ・チャンウクが、果たして2017年新年、映画ファンを捕らえることができるかが注目されている。