<MAMA>4冠王の「EXO」が初の4連覇

「MAMA」の見どころは、明らかに豊かだった。通常の地上波授賞式と比較しても、クオリティは確実に上回った。常にMnetが強調する「単純な授賞式ではなく、お祭り」となるように作ったのは参加したアーティスト全員の努力だった。ここに力を加えたのは、キューブ形のステージと仮想現実まで動員した「MAMA」のスタッフの技術力だった。オープニングとイ・ジョクのステージで魅せた仮想現実は、現場よりも画面を通してさらに輝いていた。

ティンバランド(Timbaland)&エリック・ナム、「SEVENTEEN」&「GFRIEND」、ジコ(Block B)&Dean&Crushなど、容易に見ることができない魅力的なコラボレーションが「2016 MAMA」を豊かに満たした。レジェンド級の海外アーティストが列をなした過去とは違って、最旬のウィズ・カリファ(Wiz Khalifa)やギャラント(Gallant)などが席を埋めた。「音楽の多様性と音楽ファン層を広げるために」というのがCJ E&M音楽事業部門新型管部門長の説明である。

イ・ジョクは「2016 MAMA」の結果を別の方法で作った。コ・サンジが演奏するバンドネオンの楽器の音にイ・ジョクの声が淡々と重なり、感動は倍になった。これこそ技術と感性がよく組み合わされた舞台という表現がぴったりだった。仮装現実が重ねて加えられた宇宙は「2016 MAMA」をユニークな空間へと案内した。

ユ・アインの落ち着いたナレーションで始まったBewhYのステージは素晴らしかった。 「Forever」を一人で歌い上げるBewhYの没入感は、彼を包んだ円形ホログラムと結合して感動を与えた。イルマの甘いピアノ演奏、そして再び重ね加えられたBewhYのラップは「2016 MAMA」の最高の舞台として挙げられるのに不足はなかった。

今年で8年目を迎えた「MAMA」は、CJ E&Mが主催するアジア音楽祭。 1999年Mnet「映像音楽大賞」として始まり、約10年の間、国内で開催され、2009年を基点に「MAMA」に変貌した。 2010年マカオをはじめ、2011年にシンガポール、2012年から2016年まで4年連続香港で開催された。

WOW!korea提供

2016.12.03