義務を果たす姿勢を見せる
富裕層や特権階級の息子になると、兵役免除率が格段に上がる。このことが強い不公平感を生み、今では特権階級の息子の兵役状況が厳しくチェックされるようになった。それでも、未だに彼らの免除率が高い。「特権を使って兵役を意図的に逃れている」という批判が根強いのである。
芸能人の場合も、兵役の遂行状況を国民から注視されている。それだけに、彼らは率先して兵役に就いて優秀な成績を上げているのだが、活動のタイミングによって兵役に就く時期が遅れてしまうのは仕方がない。
もちろん、「兵役延期」は兵役法に明記されている当然の権利であり、30歳近くまで延期したからといって、批判を受ける筋合いはない。ただし、芸能人は人気商売。「愛国心がない」と思われないように、韓国男性の義務を忠実に果たすという姿勢を常に見せていかなければならないだろう。
文=康 熙奉(カン ヒボン)
コラム提供:ロコレ
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