「会見レポ」「弁護人」ソン・ガンホ、10年ぶりの来日記者会見!「怖いと感じたけれど勇気を出して演じました」

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Qこの映画を通して、伝えたいメッセージは何ですか?
ソン:盧武鉉元大統領の政治哲学や、政治家としての姿を語ろうという映画ではなく、暗黒の時代を生きた、その中で新しい軍部独裁政権がスタートしたあの時代を生きた姿を描いていると思います。かなり耐えきれない圧力があった時代に、若者が真摯な気持ちで人生と向き合い、献身する姿が描かれていますので、それが多くの人々の気持ちを揺さぶったのではないでしょうか。それを描くのが、この映画の究極的な目標だったと思います。それが、観客の皆さんにもしっかり伝わったと思います。

どの質問にも真摯に、身振り手振りを加えながら丁寧に答えていたソン・ガンホ。「隣の国の映画ですが、日本の皆さんにも共感していただける映画だと思います。たくさんの声援をお願いします! そして、たくさんご覧ください!」とPRし、10年ぶりの来日会見を締めくくった。
社会派ヒューマンドラマ「弁護人」は、11月12日(土)より新宿シネマカリテほかにて全国順次公開!

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取材:Korepo(KOREAREPORT INC)

「弁護人」
【STORY】
1980年代初めの釜山。学歴はないが、売れっ子税務弁護士のソン・ウソク(ソン・ガンホ)。ある日、昔お世話になったクッパ店の息子ジヌ(イム・シワン)が事件に巻き込まれ、拘置所の面会に行くが、そこで待ち受けていたジヌの信じがたい姿に衝撃を受け……。

【CAST&STAFF】
監督:ヤン・ウソク 脚本:ヤン・ウソク、ユン・ヒョノ 撮影:イ・テユン 照明:オ・スンチョル 音楽:チョ・ヨンウク
出演:ソン・ガンホ イム・シワン(ZE:A)キム・ヨンエ クァク・ドウォン イ・ソンミン オ・ダルス
2013年/韓国/韓国語/カラー/ビスタ/5.1ch/127分/原題: 변호인/字幕翻訳:西ヶ原字幕社/提供:彩プロ、スプリングハズカム配給:彩プロ 宣伝:彩プロ、フリーマン・オフィス

11月12日(土)、新宿シネマカリテ他全国順次ロードショー!

2016.11.11