今年で3回目を迎える「新大久保映画祭」が、11月3日(木・祝)に開幕。今回は「ともに生きる、友好のまち」をテーマに、俳優でSOL(BIGBANG)の兄ドン・ヒョンベが広報大使を務め、映画祭を盛り上げる。
韓国にて1300万人を動員した「ベテラン」、インドアカデミー賞にて最多16部門を受賞した「きっと、うまくいく」など7カ国15作品が上映されるほか、シネマトーク、K-POPショー&トーク、シンポジウム、キムジャン(キムチ作り)フェスタなどのイベントも目白押しとなっている。
ドン・ヒョンベメッセージ到着!新大久保映画祭開幕
同日、東京・新宿文化院にて行われた開幕式は、公式応援団のTHE 5tion(ジ・オーション)のオープニングアクトで華々しく幕を開けた。そして、同映画祭の組織委員長・呉永錫(オ・ヨンソク)氏による力強い開幕宣言後、来賓祝辞が続き、元衆議院議員の海江田万里氏らが祝辞を述べた。
続いて、「風が吹く良い日」のイ・ジャンホ監督、「ひと夏のファンタジア」のチャン・ゴンジェ監督、昨年の同映画祭で上映された「スイートハート・チョコレート」の篠原哲雄監督の3人が登壇し、映画への思いを語った。
上映作品の半分が紹介された後、ゲストとして、「ベテラン」に出演した俳優チョン・マンシクが登場。「足を踏まれて骨折したんですが、その2日後には壁に上るシーンを撮影しました」と苦労話を明かすも、「常に楽しい現場で、楽しかった思い出しかありません」と当時の撮影を振り返った。
そして、「ベテラン」でメガホンを取ったリュ・スンワン監督は、チョン・マンシクより1歳上なのだそうだが、「韓国の映画監督の中で、1番面白いと思います」と明かし、「映画をご覧になると、監督のユーモアセンスが散りばめられています」と紹介した。
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