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この4人は劇中、家族のような存在で雰囲気も良く、現場でも和気あいあい」だったそう。
特に本作でスクリーンEXOのシウミンについては「シウミンさんはこれまで演技の経験がなかったのですが、キョンという役を演じる上で可愛いという要素がとても重要だったので、ある意味冒険でしたが、価値のあるキャスティングになると思い、彼にお願いしました」とのこと。
また「この映画が俳優としては初めての参加となるシウミンさんは演技の部分においてはまだ白紙の状態だったと思います。ですから一緒に作り上げていく上では、そのほうがむしろ良かったのではないか、と。多少なりとも演技の経験があると習慣的に身についているものがあるけれど、彼は白紙だったので色々なことをどんどん吸収してくれました。そして本作では末っ子として家族に可愛いがられる愛らしさを感じられることが重要だったので、その点では100%以上のものを表現してくれたと思っています」と絶賛!
「ただ普段アイドルとして活動しているので、どうしてもカメラの動きを目で追ってしまって、カメラ目線でNGを出してしまうこともありました(笑)」という微笑ましい裏話も。
さらに「劇中、ある使命を託された(シウミン演じる)キョンを他の3人が送り出し、手を振りながら去っていくシーンがあり、いったんOKカットが撮れたあと、シウミンさんに自由に演じてもらったところ、少し悩んだ末に(EXOの曲でその当時活動していた)“CALL ME BABY”という曲のダンスをしながら去っていく、ということがありましたね」と現場の良い雰囲気が感じられるエピソードも披露された。
最後に「この映画は若くて魅力的な俳優が出てきますし、時代背景は朝鮮時代ですが、その当時の雰囲気や華やかな衣装なども楽しんでいただけるかと思います。また追撃シーンも迫力あり、あれこれ考えることなく2時間思いっきり楽しめる作品になっていますので、どうぞ楽しんでください!ありがとうございました!」と締めくくり、本作の見どころや撮影の裏話もたっぷり語られた舞台挨拶となりました。
パク・デミン監督&脚本
建築学科を辞退した後、映画に対する情熱で映画学科に再入学し、在学中に撮った短編映画『あ、暑い』(2000年)、釜山アジア短編映画祭出品作『ねぇ、何を探しているの?』(2002年)を通じ、シナリオと興味を引く映像で評価を得た。2005年、第7回マクトンイシナリオ公募展に当選したシナリオ『空中曲芸師』を原案にした映画『影の殺人』(2009)で映画界デビュー、朝鮮最初の探偵という新鮮な素材と韓国型の推理劇を誕生させたパク・デミン監督。しっかりとしたシナリオを基盤にした興味深い話、感覚的な演出力で高い評価を受けている。
『キム・ソンダル 大河を売った詐欺師たち』
監督:パク・デミン『影の殺人』
出演:ユ・スンホ『ブラインド』 シウミン(EXO) コ・チャンソク『シークレット・ミッション』 ラ・ミラン『国際市場で逢いましょう』
配給:CJ Entertainment Japan
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