俳優イ・ジュンギ&歌手IU、初めての出会いからキスまで

第4皇子ワン・ソはヘスに対する自分の心に気がついた。

第4皇子ワン・ソはヘスが自身の顔を見つめる姿に怒ったが、こんなヘスの行動が彼の心をとらえたことが7-8話を通じてあらわれた。その後ヘスは機知を発揮して第4皇子ワン・ソの傷を隠す化粧をし、第4皇子ワン・ソは祈雨祭の祭主になって雨を降らせ、やっと世の中へまともに足を踏み出した。

そして第4皇子ワン・ソが「血の君主」である高麗光宗だという事実を知ることになったヘスは恐れおののき彼を避けたが、母をはじめとする自身を遠ざける人たちによって傷ついた第4皇子ワン・ソはヘスが自身を遠ざけるとすぐに熱い思いを隠すことができず9話で初キスをした。

特に第4皇子ワン・ソはいつもヘスの盾になって守ってやり、その思いはヘスにまっしぐらに向かった。
ヘスは正閠(キム・サノ)殺害の時も事件の犯人に疑われて危機に陥ったし、自身に代わって罪を負った最高尚宮のために土下座して謝罪をした。皇帝太祖王健の怒りを買うのが怖くてヘスのそばに来ることができなかった皇子たちとは違って、第4皇子ワン・ソはいつもの通りヘスを慰労した。

11話で雨に濡れながら土下座して謝罪をするヘスを自身の服で覆ってあげた第4皇子ワン・ソの姿はヘスの心に大きな波を起こし、ムスリ(宮女の下で働く女)になったヘスを再び訪ねて「会いたかった」と言う第4皇子ワン・ソの変わらない姿がヘスの心の中に愛を芽生えさせた。

そうしてお互いの心を初めて確認したヘスの突発キスと第4皇子ワン・ソの返事キスは14話でなされ、切ない歴史と同じぐらいロマンスは急流に乗って視聴者たちの心を揺さぶった。太祖王健が亡くなった後惠宗(キム・サノ)と定宗(ホン・ジョンヒョン)の不安な在位の中で2人のロマンスはどんどんと燃え上がり、定宗に脅されながら王宮の塀を乗り越えて共に夜を送った16話、そしていよいよ高麗第4代皇帝光宗に即位して本格的な王宮ロマンスが繰り広げられた美しい姿が注目を浴びる。

何より皇帝と皇帝の女性となった2人は政治的な面だけでなくヘスの体の傷によって婚姻できない状況に直面し、遺憾をかもし出した。

特に18話では皇帝の位置を固めるために光宗の行動とヘスの妹のようなチェリョン(チン・キジュ)が2人の間を裂くスパイの役割と惠宗殺害事件に加担した事実が明らかになり、死を迎えてヘスが衝撃を受けた。ヘスの体の状態も良くないことが分かり、このように甘くて切ない愛の歴史を、書き綴る光宗とヘスがどんな選択を下すのか、彼らの愛がどんな結末を結ぶのか気になるところだ。

一方、高麗時代を背景に皇権争いとその中で咲く切ない愛を描いて息が詰まる展開を続けてきた「麗<レイ>~花萌ゆる8人の皇子たち~」は自身の最高聴率を書き換えて今月24-25日に放送された17-18話が視聴率1位(ニールセンコリア首都圏基準)を記録する底力を見せた。
「麗<レイ>~花萌ゆる8人の皇子たち~」は今月31日月曜日の夜10時に19話が放送され、11月1日火曜日の夜20話で待望の幕を下ろす。

2016.10.29