2010年以降、韓国の国防省は兵役中の兵士の待遇改善に力を入れている。兵舎の新設をどんどん進めていると同時に、特に力を入れているのが月給のアップである。さて、どんなふうに変化してきているのだろうか。
5年で2倍以上
現在、国防省が進めている計画は、兵役中の兵士の月給を段階的に上げて、2017年には2012年と比べて2倍以上にしようというものだ。
5年で2倍以上、というのだから、かなりの大幅アップだ。
ただし、元々の月給が低すぎた、とも言える。国として経済成長を遂げながら、兵士の月給は低く抑えられたままだったのだ。
そこで、国防省は一気に月給を上げる方針を立てたのだが、具体的な額はどのようになったのだろうか。(ページ2に続く)