「取材レポ」パク・ユンジェ徹夜明けの来日でも「ファンの方からたくさんエネルギーをもらいました」1日遅れのホワイトデー!

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ホームドラマ「不屈の嫁」で演じた‘王子役’財閥御曹司ムン・シヌとして日本でも多くのファンに愛されているパク・ユンジェの東京ファンミーティングが、3月15日(土)、東京・ラフォーレミュージアム六本木で開催された。

青空が広がり暖かい陽気となったこの日。春の訪れに、会場は開演前からウキウキとした気分で満たされていた。スクリーンに映像が映し出されるとファンは前方に集中。今か今かと期待が高まる。と突然、客席後方の扉が開き、黒いジャケット姿のユンジェがカーニバルの「クテン クロッチ」を歌いながら登場!大歓声の中、客席の通路を練り歩くと、あっという間にファンに囲まれ、ウキウキとした気分は一転。情熱的なものへと変わった。

熱い歓迎の中でステージに上がると、「こんにちは、パク・ユンジェです。お会いできてうれしいです」と日本語であいさつ。実はドラマ撮影後、徹夜で日本に到着したと打ち明けるユンジェ。「疲れていたけど、皆さんの顔を見たら疲れもふっとんでしまった」とニッコリ。

司会にyumiが登場し、まずはフォトタイムからファンミーティングがスタート。手持ちのカメラで撮影可能なこの時間に、ファンからは「ユンジェ氏〜」と次々に声がかかり、徹夜明けの疲れも見せない爽やかな笑顔で応えていく。

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明け方の4時まで撮影をしていたというドラマ「輝くロマンス」(原題)について、「小学校の頃に片思いをしていた女性と再会し、試練を乗り越え愛を確かめあっていく過程を撮影しています。役どころもいいし、日本でも放映されることを願っています」とアピール。自身の初恋については、「小学校3年生のとき。青い目をしていたと思うのですが、東洋人なのに変ですよね。思い違いかも知れません…」と自信なさそうに話す一方、「ファーストキスは高校生のとき」と、つい言ってしまって照れ笑いするキュートな一面も見せた。

「赤い糸を信じているので、出会えばきっと第一印象でわかると思う。早く会いたいです」と会場を見渡すと、「年齢は重要ではありません」とキッパリ答え、ファンからは笑いが。「外見にはこだわらない。恥じらいのあるおしとやかな女性がタイプ。日本人にはそういう方が多い」という彼の言葉に急におしとやかになるファンたち。

yumiがさらにユンジェの魅力を面白おかしく掘り下げていく。

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ホワイトデーの思い出について話が及ぶと、「以前は彼女にイベントをしてあげたこともありました。昨日(3/14)はまだ運命の人に出会えていないので、スタッフにチョコレートをプレゼントしました」もし彼女がいたら「日本なら北海道から南に行くような旅行や温泉にも行きたい。ソウルなら自分もまだ行ったことがない63ビルや、漢江の遊覧船に乗りたい」と夢を語り、ファンもその姿に妄想を膨らませ、ときどき水を飲む姿にもファンはうっとり。

続く「交友関係を探れ!親しい俳優、女優は誰?」というコーナーは、理想の家族関係に例えて親しい俳優、女優をあげてみるというもの。理想の父にはキム・ヨンゴン、理想の母はキョン・ミリ、兄はJohn-Hoon。ドラマ「彼女の神話」で共演したJohn-Hoonとはお酒を酌み交わす親しい仲になったという。「お酒は僕の方が強いようです。一緒に飲んでいたときにJohn-Hoonさんが酔いつぶれてしまって、おぶって自宅まで連れて帰ったことがありました」とエピソードを披露。さらにもう一人の理想の兄には、デビュー作で共演したキム・ガンウをあげ、「本当の兄のよう。僕が壁にぶつかっているときにはアドバイスをくれ、突破できるようにしてくれる、思いやりのある兄です」と語った。理想の弟には一回り年下で愛嬌もあり慕ってくれているというユ・ミンギュ、そして妹にはイ・ハニの名前を、そして最も気になる理想の恋人、妻、そして姉には「不屈の嫁」のシン・エラが選ばれた。

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「シン・エラさんのようなパートナーに今まで出会ったことがありません。ドラマが視聴者の皆さんから愛されるのには理由があると思う。シン・エラさんは本当に大きな存在で、僕にたくさんのことを教えてくれました。共演する上でも思いやりのある方です。『不屈の嫁』は韓国で人気があり、日本でもこのドラマで僕のことを覚えてくれた方が多いと思います。そういう意味でも感謝したいし、特別な存在です」と尊敬と感謝の気持ちを語ると、ファンからは大きな拍手が沸き起こった。

「次は医者や弁護士、刑事役などをやってみたい」というユンジェに、ファンからは「医者!」「ソムリエ!」などリクエストもあがり、会場はすっかり打ち解けた空気に。

「ファンからの質問コーナー」では抽選で選ばれた3名のファンがステージに呼ばれ、緊張した様子のファンに優しくハグをして緊張をほぐそうとする優しさも見せる。娘さんと一緒に来たというファンは、韓国語を勉強中の娘さんもステージに呼んで韓国語で会話をしたり、質問というより熱い想いを語るファンなど、自由な雰囲気の中でトークが進んでいく。

「ユンジェからの逆質問コーナー」でも選ばれたファンが登壇。

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「結婚について悩んでいます。僕にはどんな女性がいいですか?」との悩みには「シン・エラさんみたいな人」、また「僕の魅力はなんですか?」の質問には「全部です!」とファンが言い切ると、うれしそうに熱い抱擁を交わした。

「初めてのときはとても緊張して、舞台と客席との間に壁があるように感じたのですが、今ではその壁がすっかり取り払われて、少しずつ皆さんと親しくなり、気楽になって家族になっているような気がしています。とても感謝しています」と、ファンと直接触れ合える機会に終始笑顔が絶えない。

そんなファンへのホワイトデーのプレゼントに、ユンジェからは詩の朗読をプレゼント。

「この詩を読んで胸に響くものがあり、ぜひ皆さんにも聞いてほしい」と自ら選んだオ・グァンスの詩の一篇。言葉はわからなくてもスクリーンの訳を見つめるファンは、静かにその想いを受け止めているようだった。

詩の朗読の後は、ステージにクッキーやマシュマロなどのお菓子が登場。ユンジェ自らが男らしく大胆に、ちょっぴり不器用にラッピングした可愛らしいホワイトデーギフトを作り、ファンがユンジェと寸劇を演じて愛の告白をされた上でプレゼントされる、というドキドキの企画だ。選ばれたファンは幼馴染同士の告白や、ハイキング中の告白などのシチュエーションを見事に演じ、会場には笑いがあふれた。

グレーのスーツに白いシャツというシンプルな姿に着替えて再び登場すると、そのかっこよさにファンからはため息。愛用品のプレゼントコーナーでは、Tシャツやキャップ、お財布、キャンドルケースなど7点がラッキーなファンにプレゼントされた。

最後にもう一度、ユンジェからファンへ歌のプレゼント。「聴くのも歌うのも好きな歌です」と「マジマク コンサート」を熱唱。曲に合わせてゆっくり手を振るファンの姿を見て、うれしそうな表情を見せ、「最初は疲れた姿を見せるのではないかと心配した。でも皆さんの顔を見てたくさんエネルギーをもらいました。これからの撮影も頑張れます。ありがとうございました」とあいさつ。ファンは声を揃え、「ユンジェ氏〜、ファイティン!!」の大きなかけ声と拍手でファンミーティングを締めくくった。

ファンからの愛、ファンへの愛、たくさんの愛に溢れた1日遅れのホワイトデー。

ユンジェにとってもファンにとっても、忙しいスケジュールの中で大きなパワーを得た1日となっただろう。

取材:Korepo(KOREAREPORT INC)

写真提供:(C)KJ-net

2014.03.17