俳優ソ・イングク、キュートなルイ役でキャラクターの達人に成長

article

こんなにキュートな男子主人公がいるだろうか。キャラクターの達人ソ・イングクが、ラブリーな男子主人公として愛されている。
ソ・イングクは、毎週放送中のMBC水木ドラマ「ショッピング王ルイ」で、記憶を失った温室の花のようなルイをキュートなキャラクターに作り上げてラブリーな男子主人公の手本になっている。温室の花のように育った財閥3世が、不遇な事故で記憶を失って世の中に放り出されて子供のように純粋な姿をアピールするドラマに、ソ・イングクのキャラクターの分析が加わって、ルイをいっそう愛らしく描いている。

ソ・イングクは、キャラクターを研究する中で、腕白そうなボーイフレンドルックや、会社から帰って来るボクシル(ナム・ジヒョン)を見てうれしそうに両手を激しく振るジェスチャーや、純粋な表情に加えて愛らしいまばたきまで、ディテールなキャラクター設定でキュートなルイを完成した。まばたきをする瞬間まで演技的な設定を加えるソ・イングクのキャラクターの分析は、ルイの魅力を倍増させた。

特にこのようなソ・イングクのキャラクターの分析はドラマに感性を加えた。第5話で、ルイとボクシルの釜山での撮影メイキングを通じて公開されたふたりの悲しく切ないまなざしのキスとルイの弱々しい感性は、ソ・イングクのアドリブであると知られて俳優のキャラクター分析に対する感嘆を誘った。
記憶を取り戻して頭痛を感じたルイが海辺で倒れたあと、ボクシルを見つめる状況でソ・イングクがアドリブを加えたという。


これはふたりの感情に切なさを加え、抱擁が終わる時にもう一度ボクシルを抱きしめて涙をぬぐうシーンは、子供のようなルイに対する保護本能を刺激してキャラクターの弱々しさを最大限に生かした。
ソ・イングクの深みのあるキャラクターの解釈と集中力から完成されたふたりの海のシーンは、ドラマの名場面にあげられて放映後に大きな話題を集めた。

こうしてソ・イングクは、キャラクターの達人と呼ばれるほど完ぺきなキャラクターを作り上げて、ドラマの完成度を高めている。ソ・イングクが演じるからこそもっと可愛いいルイは、これからも視聴者に独特でラブリーな男子主人公として愛されることだろう。

2016.10.12