「麗<レイ>~花萌ゆる 8 人の皇子たち~」が、折り返し地点を迎えてドラマの雰囲気とキャラクターの変化を予告した。崖っぷちに追いこまれて、誰かは目覚め、誰かは悪人になった。これによってロマンスはもちろん、王権争いもいっそう深まることと予想される。
SBSの月火ドラマ「麗<レイ>~花萌ゆる 8 人の皇子たち~」は、27日の第11話で、今までとは全く違った人生を生きていくようになるヘス(イ・ジウン:IU)と彼女を取り囲むワン・ソ(イ・ジュンギ)とワン・ウク(カン・ハヌル)の対立を予告した。
失うもののないワン・ソは、ジヘスを守るために死の危機まで甘受した。一方でワン・ウクは家族を守るために、いつも守ってあげると約束したヘスを無視した。そんな三角ロマンスの向方も分岐点を迎えて、ワン・ソとワン・ウクはそれぞれ違った意味で皇帝になることを宣言した。
これまで緻密に積み重ねてきた各人物の感情がそれぞれの状況とかみ合って爆発し、これはすなわち今後の展開を期待させる原動力となった。これに俳優のしっかりした演技力に裏付けされて、「麗<レイ>~花萌ゆる 8 人の皇子たち~」を支持する視聴者が増えている。
「麗<レイ>~花萌ゆる 8 人の皇子たち~」は、これまでヘスを中心にちょっと軽い雰囲気で流れてきたために「幼稚だ」という評価を受けたりした。しかし、第11話から血生臭い王権争いが激しくなって重みを成し、各人物の感情ラインも深まって一瞬も目をはなすことができない緊張感と劇的な楽しさが形成された。
皇帝という同じ目標に向けて全く違った方式で駆けていくワン・ソとワン・ウクが、イ・ジュンギとカン・ハヌルという俳優を通じてどれほど魅力的に描かれるか、そしてイ・ジュンギとイ・ジウンのロマンスはどんなときめきを与えてくれるのか、「麗<レイ>~花萌ゆる 8 人の皇子たち~」の反撃が期待される。