”兵役逃れ”で国外追放された韓国男性歌手ユ・スンジュン(39)が韓国入国をめぐり起こした裁判で、きょう(30日)最終結論がくだる。
ソウル行政裁判所は同日午後2時、ユ・スンジュンが駐ロサンゼルス総領事館を相手に起こした査証(ビザ)発給拒否処分取消訴訟の宣告期日を開く。
ユ・スンジュンは昨年5月、インターネット放送を通して13年ぶりに自身の心境を明かし、生中継で涙を流しながら思いを訴えていた。
米国市民権をもつユ・スンジュンは昨年9月、駐ロサンゼルス総領事館に在外同胞者にのみ発給される「F-4」ビザを申請したものの、受け入れられなかった。これを受け、同年10月、訴訟に踏み切った。
これを前に、ユ・スンジュンは2001年8月の身体検査時、4級の判定を受け、軍入隊を予定していた。しかし、2002年の入隊を3か月後に控えて韓国国籍を放棄し、米国市民権を得たために兵役が免除された。
法務部は、ユ・スンジュンが兵役から逃れる目的で国籍を放棄したと見て、出入国管理法に従い「出入国禁止措置」を下した。このため、ユ・スンジュンは約14年間、韓国に帰国できずにいる。
WOW!korea提供