警察広報モデルの女優コ・アラに不満の30代女性、のぼり旗破損で執行猶予に

警察広報モデルの女優コ・アラに不満の30代女性、のぼり旗破損で執行猶予に

ソウル地方警察庁の広報モデルである女優コ・アラ(26)が気に入らないとして、派出所前の広報用のぼり旗を破損した容疑などで裁判になった30代女性の有罪が認められ、執行猶予の判決が下された。

ソウル中央地裁は、公用物損傷などの容疑で起訴された女性のA氏(37)に懲役4か月・執行猶予1年の判決を下したことを明らかにした。

A氏はことし6月にソウル市江南(カンナム)にある派出所で、コ・アラが気に入らないとして広報用のぼり旗を足で3回蹴り、手で折ったとして公用物損傷の容疑で起訴された。

A氏はことし5月には警察が自分の要求を聞いてくれないとして、江南地区の他の派出所で騒動を起こして警察の退去要求に応じず、退去不応容疑も受けた。

A氏は精神分裂病により事物を弁別する能力や意思を決定する能力が微弱な状態であることがわかった。

判事は「A氏は同じ種類の犯罪を数回に渡って繰り返しており、罪質が軽いだけではない」としながらも「患っている疾病をはじめとした側面が大きく、それぞれの犯行による被害が大きくない」と説明した。

一方、A氏は昨年9月には俳優キム・ミンジョン(44)に会いたいとして自宅マンションにこっそり入ってベルを数回鳴らすなど住居侵入容疑などでも起訴され、罰金50万ウォン(約4万6000円)の判決を下されていた。

当時、1・2審は「有名俳優であり歌手のキム・ミンジョン氏を好きなファンとして家を訪れたと見られ、力を行使したり害を加えたりはしなかった」としながらも「明け方に相当の時間、キム・ミンジョン氏とマンション住民の平穏を壊した」ととがめた。

WOW!korea提供

2016.09.03