女優ハ・ジウォン側、著作権使用禁止をめぐって提訴

女優ハ・ジウォン側、著作権使用禁止をめぐって提訴

韓国女優ハ・ジウォン側が、著作権使用禁止をめぐって提訴していることを明らかにした。

ハ・ジウォンの所属事務所側は24日、報道資料で「これ以上の被害がないことを願い、著作権使用禁止の訴訟を起こした」と述べた。

また「女優ハ・ジウォンは2015年春にクォン氏(G社代表)、ヤン氏らと共に化粧品開発、販売業などを営むための共同経営契約を結び、それによってG社にハ・ジウォンの著作権を専属使用できるようにしていた。ハ・ジウォンがG社に著作権を専属しようできるようにした一番大きな理由は、ハ・ジウォンの実姉が運営している化粧品ブランドを“J-ONE”という名前でリニューアルし、姉妹ストーリーを利用した化粧品の開発、販売事業をするためだった」とし、「しかし共同経営者であるクォン氏は共同経営契約によって設立したG社を経営するにあたり、次第にハ・ジウォンを抜いてG社の収益を自分たちの利益としていたことが、事の始まりだといえる」と説明した。

続けて「共同経営者であるクォン氏は、ハ・ジウォンに一言の相談もなく資本金2000万ウォン(約180万円)の会社を経営しながら、自身の報酬を月に数千万ウォンずつ策定し、受領したことはもちろん、過去にハ・ジウォンの著作権を無断使用して数回ほど使用禁止要請をされた前歴のあったM社にG社の業務全てを包括委任し、毎月数千万ウォンずつ委託手数料を支給するなど、G社の経営収益のうち、毎月1億ウォン(約896万円)ほど代表理事報酬及びM社に委託手数料として支給したのはもちろん、何の理由もなくM社に数億ウォンの資金を貸与するなどG社を経営して発生した大部分の収益を社外に流出し、共同経営者であるハ・ジウォンらには著作権使用に対する対価及び利益配当を全く行わないなど自分たちだけの利益をとったという事実にある」と主張した。

さらに「このような事実を知ったハ・ジウォン側が、クォン氏に代表理事報酬及びM社との関係に対する問題を提起すると、クォン氏はハ・ジウォンにG社の株を返還し、ハ・ジウォンは共同経営者から外れるよう要求してきた。ハ・ジウォン側はG社が著作権を使用しなければ株式は当然返還できるが、これまでハ・ジウォンの著作権を使用して得た収益は相当の分配が行われなければならないという立場である」と伝えた。

それだけでなく、「もう一人の共同経営者であるヤン氏は、G社と株主権確認に関する訴訟もおこしており、ハ・ジウォンはクォン氏、ヤン氏と締結した共同経営関係は、当事者間の信頼関係が回復できない破綻状態になったと判断し、共同経営契約解除を通告し、G社にハ・ジウォンの著作権などの使用禁止を要請した」とし、「それにも関わらず、G社ではハ・ジウォンの著作権を継続使用しており、ハ・ジウォン側はG社を相手に著作権使用禁止を提訴するしかなかった。しかしG社は最近もホームショッピングでハ・ジウォンの著作権などを使用して製品を販売していた」と述べた。

最後に「現在進めている訴訟であるため、詳しい内容は公開できないが、今回の事件をきっかけに芸能人の著作権侵害による被害はこれ以上ないことを願う」と締めくくった。

WOW!korea提供

2016.08.25