次世代のグローバルアイドルとして、日韓でその名を高めている5人組アイドルグループHISTORYは、5枚目のMINI ALBUM「HIM-Spade ver.&Heart ver.」を発売し、日本でも勢力的に活動中の中、7月2日(土)東京・山野ホールにて昼・夜の2部構成で「HISTORY 2016 FANMEETING&LIVE」を開催。暑さに負けない熱狂的な歌とダンスで多くのファンを魅了した。
夜の部の「HISTORY 2016 LIVE in Tokyo」では、HIMのタイトル曲「Queen」やオリコンデイリーチャートでも上位を占めた「消えてしまった My Love」などを含む全18曲を歌い、アンコールではステージを飛び降りて会場内を駆け回るなどのファンサービス行い、ファンとの距離が近いステージ構成で大迫力のイベントとなった。
オープニングから会場内はオールスタンディングでスタートし、メンバーそれぞれカジュアルな衣装で登場すると、「Baby, Hello」「What am I to you?」などセクシーなダンスで会場をわかせた。更に2曲うたい、会場を温めると「皆さん、盛りあがってますか?」との呼びかけに大きな声でファンが応え、「皆さんも準備できてますか?今日も大阪よりもっと盛り上がっていきましょう」と、倒れるまで歌い盛り上げ楽しいステージを作るという意気込みを語りLIVEは幕をあけた。
続けて、「Beautiful My Girl」を歌うと会場が揺れるほどの熱狂でファンも大興奮。アルバムの中の収録曲の中で、「皆さんに見せたい曲」と紹介した「Wild Boy」では、低音なメロディラインにリズミカルなテンポの曲に合わせた激しく男らしいダンスを披露した。
ライブは盛り上がりを見せる中、ギョンイルが「皆さん、楽しんでますか?後ろも大丈夫です?後で行くからね」と声をかけると、会場後方からも大歓声があがり、「今までは練習。LIVEは今からが本番!」と更にヒートアップする様子をみせた。
同ライブでは、シヒョンのソロステージ「Born Beat」も用意されており、会場のファンとシヒョン以外のメンバーで掛け声を練習していると、すらりとした長身の黒いスーツ姿に着替えたシヒョンが登場し、会場は暗くなり、シヒョンの低音のラップ曲が会場に響いた。
LIVE中盤では、「HISTORYフォトコンテスト」と題した、事前にファンから応募を募りファンが自ら撮影したメンバーのお気に入りの写真を紹介するコーナーも用意されていた。ギョンイルが投げキッスをする写真が紹介され、写真の表情を再現してほしいとのMCからのリクエストに、ギョンイルが投げキッスを会場にふりまくと、ファンからは喜びの黄色い歓声があがった。
また、アルバムHIMのタイトル曲「Queen」の中でジェホ、ドギュン、ギョンイルが決めるパフォーマンスの写真で、ジェホがギョンイルの太ももから背中を駆け上がる瞬間をとらえた写真が紹介された。ギョンイルが、「せっかくだから、いつも僕がジェホの土台になるけど、今は交代してやってみよう」という提案で、ジェホとギョンイルのパートを交代してパフォーマンスに挑戦。ジェホは不安そうにしながらも構えると、ギョンイルがジェホの太ももから背中を駆け上がり見事成功したが、ジェホはそのままステージに倒れこむなど、笑いをさそう場面もみられた。通常では見られない特別なステージに、ファンにとってもうれしいファンサービスとなった。
LIVEの後半は、リーダー・ギョンイルとメインヴォーカル・ドギュンの特別なステージが用意されていた。キーの高い音程も見事にあわせ、二人の歌唱力が際立つコーラスとその甘い歌声に、会場はしっとりとした雰囲気に酔いしれた。
また、ジェホはサングラスをかけて再登場し、1年前に作成した「Cheonggeguri」を披露し歌とダンスで会場を魅了した。
さらにイジョンは韓国のアルバムの中から「1Century」をこの日のために特別リミックスバージョンで作ってきて披露するなど、それぞれの個性が輝くソロステージが行われた。
終盤は、全員が白いシャツに黒いパンツに衣装を変え登場すると、アルバムのタイトル曲である「Queen」でおなじみの躍動感あるパワフルなパフォーマンスを披露し、体や腰をまげ指先までピタリと合わせた激しく男らしい姿に、会場は最高潮の盛り上がりをみせた。
シヒョンが「天気が暑いのに来てくれて本当にありがとうございます」と「僕たちは(日本でのアルバムプロモーション活動を終えて)明後日、帰ります。こうやって最後に日本のファンの皆様とLIVEができて本当にうれしいです。ありがとうございます」とあいさつをすると、会場のファンと一緒に記念撮影も行われた。
そして、「僕たちは、残っている曲に全ての力を注ぎます、皆さん準備できましたかー?」という掛け声と共に、ラストの曲は、HISTORYの人気曲であり、オリコンデイリーチャートでも上位を占めた「消えてしまった My Love」、「LOST」を披露すると、会場が揺れるほどの熱気と盛り上がりをみせ、燃え尽きるほどの大声援を送った。
アンコールでは、「Tell Me Love」など3曲を歌い、ステージから駆け下りて、会場内を走りまわったり、後方のファンにも手が届くほどの距離にきてファンサービスを行うなど最後まで熱いステージを披露し、約2時間半のライブは幕を閉じた。
イベント終了後には、抽選で選ばれたファンとのMEET&GREETも行われ、今後のHISTORYの更なる活躍と独特なパフォーマンスに期待をもたせ、イベントは大盛況に終わった。
取材:Korepo(KOREAREPORT INC)
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