写真左から ジョンハ ヨンジョ ソンホ サンギュ ユヌ ソニョク
今年1月7日に韓国で、シングル「Exclusive」をリリースし、デビューを果たしたばかりの期待の新人アイドルグループBEAT WINが、2月22日(土)と23日(日)の2日間、東京・タワーレコード渋谷店にてライブイベントを開催した。
BEAT WIN は“勝ち抜こう”という意味を持ち、彼らならではの魅力でどんなステージも思いのままに掌握するという意味が込められた6人組。メンバーは、頼れるリーダーのソニョク、アクロバットのヨンジョ、隣のお兄さん的存在のサンギュ、ワイルド&クールなラッパー、ジョンハ、可愛い末っ子のソンホ、キラースマイルのユヌ。
日本でのライブは、昨年9月に「日本修行の旅」と題して行ったライブ以来であり、韓国デビュー後初のステージとなる。2日目の23日、会場は開演前から、メンバーとの再会を待ちわびていたファンの熱気に包まれていた。
場内が暗転、メンバーがステージに登場すると一瞬にして大歓声が上がり、デビューシングルのタイトル曲「She’s My Girl」が流れると、曲に合わせてファンも掛け声を入れ、熱狂的に応援。メンバーもキレのあるダンスを披露し、1曲目から盛り上がった。
歌い終え、メンバーが自己紹介した後、リーダーのソニョクが「僕たちデビューしました! そして日本にやってきました!」と意気揚々と語りかけ、ヨンジョが「韓国でデビューを果たし、テレビやラジオなどに出演して幸せな日々を過ごしていましたが、日本のファンの皆さんに会いたくてやって来ました!」と話すと、ファンの歓喜の声が熱く広がる。
すると、言いたいことをヨンジョに取られたと悔しがるソンホが、「じゃあ、僕は日本語で言います」と言うも、緊張からか「あっ……」と言いたいことが飛んでしまった様子。落ち着きを取り戻し、「皆さん、会いたかったです」と日本語で話すと、客席から温かい拍手が送られた。
そして、新メンバーのユヌが得意のラップを披露し、会場がさらに熱気を帯びたところで、次の曲紹介へ。ジョンハが「次の曲は『Rebirth』です」と言い、「どんな曲ですか?」とヨンジョに振るが、「……ハハハ」と笑いでごまかすヨンジョにしびれを切らし、「遅い! じゃあ、ソンホ」とソンホを指名。ところが、ソンホもなかなか答えられず、結局ソニョクが「グルーヴィーなビート、リズミカルなボーカル、強烈なラップのカッコいい曲です」とリーダーらしく、しっかり締め、「Rebirth」へ。メンバーは一目惚れした女の子に告白をし、最終的にはその子の心を射止めるという歌詞が綴られたこの曲をパワフルに、ノリノリで披露した。
「ここまで2曲を聴いていただきましたが、皆さんどうでしたか? 韓国でデビューして以来、日本で初めてのステージなので、もっと自分たちを知ってもらうために、ここでPR時間を設けたいと思います」というソニョクの言葉に、ファンも大喜び。
まずは、ソンホが華麗なダンスパフォーマンスを披露すると、客席のあちこちから「カッコいい~!」という黄色い声が。すると、負けじとダンスを準備してきたというジョンハも、ヨンジョと一緒にセクシーダンスを披露。怪しげな(!?)2人のダンスに悲鳴が上がり、ファンも目がくぎ付けとなった。
続いて、メンバーがファンに言葉で伝えられるよう、日本語で一生懸命練習してきた曲だという「もう二度と離さない」を熱唱。メンバーの美しいハーモニーが会場に響き渡り、ファンも手拍子をしながらその美声に聴き入った。
温かい雰囲気となった中、ソンホが「僕たちの歌、届きましたか?」と客席に問い掛けると、大きな歓声で答えるファンたち。続けてソンホは「この曲を歌うと、去年の9月のライブのときのことを思い出します。また皆さんとお会いできて、本当にうれしいです」としみじみと語った。
そして、ジョンハが「名残惜しいですが、もう最後の曲ですね」と告げると、客席からは「えー、やだー」の嵐。「なんだかあっという間で、寂しいです」と後ろ髪を引かれながらも、メンバーは最後のあいさつを。
ソンホは「デビューしてから、早く日本に来ると約束していたんですが、今になってしまいました。本当に皆さんに会いたかったです。やっと来られて、皆さんと会えてうれしいです!」と笑顔を見せ、ジョンハは「無我夢中で走ってきましたが、これからがスタートだと思います」と気を引き締めた。
また、「皆さんが応援してくれる分、僕たちも努力して、カッコいい姿をお見せするので、応援してください!」というヨンジョに続き、サンギュも「皆さんがずっと応援してくだされば、僕たちも一生懸命頑張るし、努力していくので、ずっとずっと応援してください」と伝え、ユヌも「皆さんの応援が大きな力になります。ありがとうございます」とファンに感謝した。
ソニョクは「“ありがとう”という言葉だけでは表現できないぐらい、感謝の気持ちでいっぱいです。僕たちBEAT WINは一生懸命頑張るグループになります!」と声高らかに誓った。
いよいよ最後の曲へ。ジョンハが「最後の曲は、何を歌うんでしたっけ?」とメンバーに確認すると、客席から「I.NO」という声が飛び交い、「メンバーも知らないことなのに、皆さんはよく知っているんですね~」と感心、会場は大爆笑となった。そして、ユヌが「知っている人は一緒に歌ってください!」と呼び掛け、「I.NO」を披露。間奏ではヨンジョが見事なバク宙を決め、ファンから大歓声が。会場のボルテージも最高潮となり、幕を閉じた。
興奮冷めやらぬ客席のアンコールに応えて、再び登場したメンバーは、最初に歌った「She’s My Girl」をもう一度歌い、客席をさらなる熱狂の渦に巻き込み、完全燃焼。歌い終えて、肩で息をするメンバーたちは「ありがとうございました!」とやりきった清々しい表情でステージを後にした。
ライブ終了後は、お見送りのハイタッチ会。メンバーはファン一人ひとりと手を合わせ、最後まで笑顔でファンと触れ合った。さらにその後は、タワーレコード渋谷店の店頭で、「タワーレコード渋谷店1日店長」という肩書でそれぞれ名前が書かれた名刺をファンに渡す、名刺会も。イケメン揃いの6人が突如現れたため、渋谷の街を歩いていた通りすがりの人も足を止め、あっという間に人だかりができるほどの賑わいとなった。
まだ10代のメンバーもいて、笑うと少年のようなあどけなさが覗くが、ステージに立った瞬間、自信に満ちた表情で圧倒的オーラを放ち、ファンを魅了。韓国でも2014年、期待の大型新人として注目されており、日本でも旋風を巻き起こしそうな伸び盛りのBEAT WIN、要チェックだ!
写真:(C)MENTOR CO.,Ltd
取材:Korepo(KOREAREPORT INC)
BEAT WIN ジャパンオフィシャルファンサイト http://www.beatwin.jp/
タワーレコード渋谷店限定販売「BEAT WIN~She’s My Girl~」発売中!
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各3,000(税抜)+税
【CD収録内容】※A・B共通
- She’s My Girl(KR)
- I,NO(KR)
- もう二度と離さない(JP)
- She’s My Girl(inst)
【DVD収録内容】※A・B共通
- She’s My Girl PV
- 裏BEAT WIN(セルフカメラ映像)
- メンバーからのコメント