韓国の大手芸能事務所SMエンタテインメント(以下、SMエンタ)が、グループ「EXO」を無断で脱退したKRIS(クリス、25)、LUHAN(ルハン、26)、TAO(タオ、23)に対し、中国内での法的対応を続ける構えだ。
SMエンタ側は28日、「無断で会社とグループから離脱したKRIS、LUHAN、TAOおよび彼らの違法な芸能活動を支持する関連企業を相手に、中国裁判所に提起した訴訟の計14件が去る24日付けで管轄裁判所に正式入案された」と明かした。
これによりSMエンタは、去る2015年の9件の訴訟に続き、2016年には計14件の訴訟を提起。KRIS、LUHAN、TAOの脱退により被った被害、違法芸能活動に関する今後の防止をふまえ、法的措置を徹底するとの意思を明確にした。
SMエンタ側は「韓国の裁判所に一方的に書を提出して離脱したKRIS、LUHAN、TAOの3人は、判決が出るまでSM所属アーティストであり、裁判所の正式判決前におこなった活動はすべて違法である。訴訟に続き、中国での法的措置を続けていく」と説明。
また「両国の文化発展のため、SMエンタは昨年からさらに力を入れている知的財産権および契約精神の重要性に対する中国側の政策、中国出版協議会の公約、韓中著作権フォーラムの了解覚書契約遵守精神を守り抜く」と強調した。
WOW!korea提供