俳優イ・ミンホが真の“ファン愛”を証明した。
25日、中国・広州で開催予定だったイ・ミンホの中国初進出作「バウンティー・ハンターズ」のプロモーション・ロードショーが、数千人が殺到したため、イベント直前、安全上の問題で中止になった。
イ・ミンホは6月11日、北京映画祭を皮切りに、本格的な映画のプロモーションをスタートさせ、青島、蘇州、西安、福州地域でロードショーを行ってきた。プロモーションを行う地域ごとに数千人のファンが一緒に移動し、この日広州では、週末を迎え、通常よりも多くのファンが会場を訪れた。当日の午前、ロードショー中止のニュースが伝えられると、雨にもかかわらず、早朝から会場を訪れたファンはイ・ミンホを見ることができないという事実に、茫然となったはずだ。
不可抗力的な現地の事情により、イベントは中止となったが、中国各地から広州を訪れたファンを失望させたまま帰ることがなかったイ・ミンホは主催者側に要請、中止となったイベントを映画試写会に変え、劇場でファンが映画を観覧できるよう配慮し、上映館を訪れて舞台あいさつをした。
イ・ミンホの登場に、劇場は歓声と叫び声が響き渡り、感動して涙を見せるファンも。舞台に立ったイ・ミンホは「今日のイベントが中止になったので、あいさつをしようとここに来た。久しぶりに広州に来たが、新しい作品を持って、この場に立てることになり気分が良い。きょう僕の初めての中国進出作といえる『バウンティー・ハンターズ』を楽しく見ていただき、また会う日までお元気で。いつも皆さんの幸せを願っている」と伝え、前の席で泣いているファンを癒やした。
さらに、イ・ミンホは人数制限により、試写会に出席できなかった多くのファンが、ホテルの前でイ・ミンホを待ってことを聞き、警備員が引き止めたにもかかわらず、移動動線を変更し、ファンのもとへ行ってあいさつした。
イ・ミンホは26日までプロモーションを行う予定。今年下半期、チョン・ジヒョンと共演する「青い海の伝説」(仮題)に出演する。