俳優ユ・スンホが、軍隊の先任のおかげで性格が変わったと告白した。
ユ・スンホは23日午後、ソウルのあるカフェでのインタビューで「性格が変わったのは軍隊のおかげです」と打ち明けた。
実はユ・スンホは、子役俳優時代から人見知りをする俳優として有名だった。同年代の俳優ともあまり折り合わず、言葉数も少ない方だった。これについてユ・スンホは、「以前は、人との対話などもうまくできませんでした。軍隊で素敵な先任がいましたが、元々は仲が良くありませんでした。ふたりきりで勤務に出て話をする機会があって親しくなりました」と告白した。
ユ・スンホは「彼は、先に近付いて来て話しかけてくれました。辛くないかと聞いてくれたので僕が悩みがあると言いました。当時助教( 軍隊で訓練を指導する人)をしていたので何千人何百人という人が入って来て出ていくのを見ながら人に関する悩みができました。それを打ち明けると先任が『お前がそうしたいからと言って口を閉ざしているのが良いというものではない。それはお前が重要視すべき礼儀ではない』と言ってくれました」と回想した。
ユ・スンホは続いて「沢山しゃべって、失敗もしてみて、一番適切なところを探したらいいと言ってくれました。僕のことをエゴイストだと言いました。何も言わないでひとりが楽だからと僕が無礼な行動をしていたということが分かりました。その後、ずいぶん努力して変わることができました。今も先輩に会ったら、特別言いたいことがなくてもたくさんしゃべろうと努力しています」と語った。
彼は先任に対する愛情を見せながら「人の心をとても楽にしてくれて誰とでもうまく付き合える人です。僕とおない年なので、今は友達ですだ。お互い呼び捨てにしています。僕に軍人の雰囲気が全くなくなったなどと言ってます」と笑った。
一方ユ・スンホは、映画「キム・ソンダル」の公開を前にしている。この映画は賃金も騙し取って、主人のいない川まで売り飛ばした伝説の詐欺師キム・ソンダルの通快な詐欺劇を描いたもので、韓国で7月6日に公開される。