韓国警察が、性的暴行容疑で告訴された歌手で俳優のパク・ユチョン(30)らに対する出国禁止を検察に要請した。
ソウル・江南(カンナム)警察署は、ユチョン(JYJ)と、最初にユチョンを告訴した“第1の女性”A氏、A氏の交際相手の男性、親戚の兄の計4人に対して出国禁止を検察に要請したことを23日に明らかにした。
警察は、A氏とA氏に関する人物に対する出国禁止要請は、ユチョンが逆告訴したことによるものだと明かした。ユチョンの弁護人は20日、恐喝及び虚偽告訴罪で告訴状を提出している。
A氏は今月4日に江南の風俗営業店(性風俗店とは異なる)のトイレで性的暴行を受けたと主張して10日に警察に告訴状を提出したが、4日後に「強制的ではなかった」として告訴を取り下げていた。
しかし警察は容疑の事実を明白にするため、性的暴行容疑で捜査を続け、A氏が告訴した際に提出した下着から男性のDNAを確認した。
さらに16日には、昨年12月16日に性的暴行を受けたと主張する女性B氏、2014年6月12日にユチョンの自宅トイレで性的暴行を受けたと主張する女性C氏、昨年2月に江南のカラオケ店トイレで性的暴行を受けたと主張する女性D氏が、ユチョンを告訴していた。
また警察は、“第4の女性”D氏が、2回目の取り調べで「強制的ではなかった」という趣旨の供述をしたというマスコミの報道に関して、「供述の趣旨が変わったことはない」とし、「具体的な内容は確認させることはできない」と明らかにした。
警察は女性青少年課の職員6人と他の課からの6人、計12人で構成された専門担当チームで本件を捜査している。
さらに21日と22日、ユチョンの所属事務所C-Jesエンタテインメントの代表ペク・チャンジュ氏の父親E氏と、E氏の知人1人を参考人として召喚して取り調べをした。
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