韓国の大手芸能プロダクションSMエンタテインメントが、グループ系列会社と所属アーティスト「Tasty」の訴訟に関して立場を明かした。
SMエンタテインメントは23日、「系列会社ウルリムエンターテインメント所属の中国人双子デュオ『Tasty』が提起した専属契約無効訴訟に勝訴した」と伝えた。
ソウル中央裁判所は同日、原告(Tasty)の請求を棄却した上で「訴訟費用は、原告側が全額負担すること」と命じ、SMエンタテインメントグループ勝訴の判決を下した。
SMエンタテインメントと系列会社のウルリムエンターテインメントは、今回の判決について「裁判所の決定を歓迎し、今回の事例が韓国と中国の健全で透明な文化交流に役立つことを願う」と公式立場を明かした。
これを前に「Tasty」は昨年7月15日、公式SNSに「8年にわたる韓国生活が終了します。会社(所属事務所)とは合意できない点が多く、悩んだ末にこのような結論を下すこととなりました」と記し、その後、事務所関係者との連絡を遮断して中国に向かった。当時、事務所側は「一方的な通告だった」とし、「困惑している」と立場を伝えた。
WOW!korea提供