OCNの新しい金土ドラマ「38師機動隊」を野心満々に企画したパク・ホシクCPが、「俳優を過去のイメージとは全く違ったイメージでキャスティングした」と明らかにした。
パクCPは14日、「38師機動隊」を企画、キャスティング、編成しながら意外性を強調しようと思った部分についてこのように明かして「強いイメージのマ・ドンソクを、ここでは気が小さいサラリーマンの家長で善良な公務員のイメージに、ソ・イングクは腕白なイメージはそのままで、社会から受けた大きな傷を持つ『多抛(放棄)世代』の現実を反映したキャラクターに設定した」と明らかにした。
そして「スヨン(少女時代)は、『意外なカード』だ。華麗なキャラクターを演じるようだが、とてもドライで原理原則に充実なキャラクターを演じる」と詳しい説明と分析を付け加えた。
「38師機動隊」は、滞納された税金を取り立てる公務員のペク・ソンイル(マ・ドンソク)と、詐欺師ヤン・ジョンド(ソ・イングク)が手を取り合って高額の税金滞納者を相手に詐欺を働いて税金を完全に取り立てるという「痛快な詐欺劇」で、マ・ドンソクとソ・イングク、スヨンなどの個性満点の俳優の好演と「悪いやつら」シンドロームを起こしたハン・ジョンフン脚本家とハン・ドンファPDの再会で注目されている。
さらに「38師機動隊」は、週末に放送された既存のOCNドラマと違って、金曜日と土曜日に曜日を替えて新しく出発するOCNの最初の金土ドラマだという点でも興味深い。
ドラマ「悪いやつら」、「チーズ・イン・ザ・トラップ」、「また、オ・ヘヨン」など、手がける作品ごとに大ヒットを続けているパク・ホシクCPが企画を担当して、いっそう話題になっている。ドラマ企画の鬼才と言われるパク・ホシクCPが、「38師機動隊」について様々な事項に自ら回答して期待を高めている。
ストーリー展開の基礎を成している税金と詐欺という独特な素材の組み合わせが、どのように成り立ったのかという問いには、「国民の4大義務中で、納税の義務は誰にも公平だと思う。それで税金だけは公平に出そうと強調したかった。詐欺という部分はドラマ『悪いやつら』のように犯罪者を見つめる一般人の先入観を覆したかった。正しい方法ではないが、彼らの得意分野でもっと悪い人物を罰するという話をしたかった」という新鮮な発想の転換について言及した。
そして、初の金土ドラマとして「38師機動隊」の完成度を高めるために「ジャンル物を一番うまく作れるスタッフを構成しようと努力した」と特別に心血を注いだ点について説明した。
ドラマ「38師機動隊」は、17日午後11時に初放送される。