「インタビュー」平均身長185cmの「KNK」(クナクン)、「僕たち怖くありませんよ」

<インタビュー>平均身長185cmの「KNK」(クナクン)、「僕たち怖くありませんよ」

およそ185cm。平均身長すら優越感を誇るグループ「KNK」(クナクン)が、男性美を一層強力にして戻ってきた。今回は必ず名前を世に知らしめるという一念で、コンセプトから振り付け、アルバムの完成度まで全てアップグレードした。

「KNK」はデビューアルバム「Knock」以降1か月で、今月2日にニューミニアルバム「Awake」を発売した。休む間もなく、まさに“LTE級”のカムバックだが、メンバーたちの顔はいつも以上に明るかった。ややもすれば、すぐに忘れられてしまいがちな新人のこの時期にこうして続けて新曲を披露できること自体も幸せだという。

「デビュー曲『Knock』の活動の合間に準備をしていたので、すぐに今回のミニアルバムを出すことができました。新人はとにかくたくさんいるので、忘れられないように早く出なければなりません。実際にデビューしたこと自体がうれしいです。僕たちがとにかく練習生の生活を長くしてきたので、こうして活動するのも経験を積んでいくことなんだと思っています。」

今回の新曲「Back Again」は、「KNK」らしいカリスマ性と男性美が魅力だと予告され、期待が高まっている。今回のミニアルバムで大衆の心を確実につかむことを目標にしたメンバーは、いつも以上に自信を見せた。

「『Knock』は節制する男性美を持っていましたが、『Back Again』はおぼろげな感じが加わった男性美が特徴です。大衆的な感じも強くなりました。そして今回は衣装がポイントです(笑)。『Knock』の時より成熟した男性美をお見せするつもりです。サビの部分に僕たちの間で“フェアリーダンス”と呼ぶダンスがあるんですが、『Knock』の時とは違う群舞の魅力を感じられると思います。」

「KNK」というグループ自体は出発点にいる新人だが、メンバー個人は屈指の所属事務所で経験と実力を積んだ練習生の出身で、“残念な”ベテランと言える。「防弾少年団」や「CNBLUE」などの今を輝くアイドルたちと共に練習生生活を送っていたのだ。

(スンジュン)「『防弾少年団』先輩たちとは同じ事務所の出身なんです。ショーケースの日も来てくれて、いつも応援してくださいます。」

(ユジン)「『B.A.P』と親しいです。僕たちがデビューする時に一緒に写真を撮ったりもしました。ヨングク兄さんやヒムチャン兄さんがよく面倒を見てくれました。今はツアーで何か月もの間、海外にいて会えないんですけど…。」

「KNK」は4月27日のMBCミュージック「SHOW CHAMPION」でも話題になった。この日のステージは急な防雨によって、かなり滑りやすい状態だった。そこにハイヒールを履いてダンスをするガールズグループや、激しいダンスをこなすボーイズグループは重心が取れずに倒れ始め、「KNK」も同じだった。

「リハーサルの時は幕もあって床が多少滑っても一部の振り付けだけ気を付ければ大丈夫だったのですが、本番では気を付けなければならないところは無事にできたのですが、突然シューっと滑ったんです。すごく痛かったんですが、ステージの上では大丈夫でした。他の方たちは靴を取り換えてステージに上がったのですが、僕たちは余分に持ってきていなかったので、そのまま上がったんです。転ぶたびに客席から声が上がったんですが、実はそれほど大したことではありませんでした。僕たちが185cmを超える図体なので、転び方も大きく見えたのかもしれませんね。」

高身長のせいで転ぶことまで目立ってしまうという「KNK」の言葉は、決して冗談ではない。「KNK」は平均身長185cmということで注目されていたからだ。もちろん、すらっとした身長は、ステージで誰よりも目立たなければならないアイドルとしてものすごい長所として作用するが、それなりの短所もあるという。

「悪い点というか短所は、踊るときに他の人よりも力が必要で、パパッと座らなければならないし、体力的に大変な気がします。そうしなければ、物足りなく見えるというんですかね?手足が長いのでそれが短所になる気がします。また恐ろしく見られますね。『Knock』の時はコンセプトも暗かったので、怖がられていたようです。」

ステージの上では爆発的なカリスマ性を見せる「KNK」だが、ファンには親しい近所のお兄さんのように接する。時には見掛け倒しの顔で親近感あふれる魅力をアピールし、また時には彼氏のような親しげな姿でファンをドキドキさせるのだ。

「僕たちは音楽番組の観覧に来てくださるファンのために、スタッフ証をつけて自らチケットを渡したり、告知事項を伝えたりもしています。また『KNKが来ました』というイベントがあるんですが、申し込んでくださった方の中から抽選で当たったファンが通っている学校に行って、小さなプレゼントをしたりもします。空白期には主にSNSで疎通しようとして…ファンがサイトにメッセージを送ってくださるんですが、返事を書いたりもしています。僕たちが見ないと思われているようですが、全部きちんと読んでいますよ。」

「KNK」は今回の活動の目標をファンサイトの会員数1万人突破とし、そしてことしの目標は年末の授賞式のステージに立つことと新人賞の受賞だという。こうして本格的に名前を売り出す「KNK」に一番力になってくれるのは、ファンクラブ「ティンカーベル」だ。それだけに「KNK」が「ティンカーベル」に言いたいことは「ありがとう」だという。

「まず僕たちが『Knock』の時よりもたくさん会える機会を作るので、もっと疎通できたらうれしいし、応援してくださることにとても感謝しています。朝早い時間応援してくださり、試験期間にもファンサイトにメッセージを送ってくださって…さらに僕たち自身が朝早くてつらい時も、いつも僕たちより早く来て待ってくださってから学校に行く方もいて、本当に『ありがとう』と言いたいです。」

WOW!korea提供

2016.06.11