「コラム」6月9日に入隊する超新星グァンスとジヒョクの今後は?

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それぞれの兵役

最近は、超新星の兵役に関するニュースがたくさん報道されている。

4月28日に論山の陸軍訓練所に入隊したソンモは、4週間の新兵訓練を終え、今後は社会服務要員としてソウル市内の役所で勤務することになった。

4月26日に第3師団の新兵訓練隊に入隊したゴニルは5週間にわたる新兵訓練の最終段階を迎えている。

さらに、一昨年に入隊してソウル地方警察庁の広報団に所属していたソンジェが、5月27日に兵役を終了し、その夜にはソウルでファンミーティングを開いている。

「これからユナクと2人でうまくやっていけるかプレッシャーもありますが、心は通じると信じています」

ファンミーティングでそう語ったソンジェは、今後も全力で活動していくことをファンに誓った。

そして、今度はグァンスとジヒョクの兵役入りが決まった。2人は論山の陸軍訓練所でどんな日々を過ごすのだろうか。

 

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時間が経つのは速い

グァンスとジヒョクが入隊する6月9日は木曜日である。

2人が入る陸軍訓練所は、数ある新兵訓練施設の中でも最大なもので、「新兵訓練のメッカ」と呼ばれている。

毎週多くの新兵が入所してくるが、通常の新兵訓練にあたる5週間課程はかならず月曜日に入所式が行なわれる。

また、社会服務要員や義務警察隊員になる人のための新兵訓練は4週間課程となっており、毎週木曜日に入所式が行なわれる。

グァンスとジヒョクが6月9日の木曜日に入隊するということは、社会服務要員か義務警察隊員になる可能性が高いということになる。グァンスとジヒョクはソンモと同じルートをたどることになるのだろうか。

なお、4月27日に除隊して同夜のファンミーティングに臨んだソンジェは、先に兵役を終えた先輩としてグァンスとジヒョクにこうエールを送っている。

「時間が経つのは速いから、元気で(がんばってください)」

これは、兵役経験者の率直な実感だろう。

兵役に行く前は不安が大きくても、いざ現場に行ってみると、夢中で過ごすものである。結果的に、時間が経つのがとても速く感じられるのだ。まさに経験者ならではの的確なアドバイスだった。

 

未知なる21カ月

入隊を控えた1週間ほどは連日のように送別会が開かれて多忙をきわめるだろう。ただし、グァンスとジヒョクは入隊前日の6月8日にファンミーティングを行なうので、その準備にも忙しい。

けれど、忙しいのはいいことだ。少しでも入隊前の緊張をときほぐせるからだ。やはり「未知なる21カ月」。入隊前には、その人にしかわからない緊張感がある。しかし、ファンミーティングがあるおかげで、1つのことに集中できて無我夢中に過ごせるかもしれない。

6月9日の当日は、午後1時半までに陸軍訓練所に入所するように義務づけられている。その際には、頭髪を短く刈らなければならない。

また、携帯電話を初めとして持ち込めない物品が多いので、特にそのことに注意しなければならない。一応、私服で入所するが、新兵になると身につけるものはすべて支給されるので、着てきたものは後に宅配便で自宅に送り返される。

入所する昼は、軍楽隊によって入隊歓迎の音楽会が開かれるが、グァンスとジヒョクはお見送り行事もあるだろうし、そうした音楽会を楽しむことは難しいだろう。

入隊した人たちは、練兵場に集まって午後1時40分から予行練習を行ない、午後2時から正式な入所式に臨む。この式は両親や友人も観覧することができる。

連隊長の挨拶や両親への敬礼を経て、新兵たちはそのまま生活館(兵舎)まで行進していき、いよいよ新兵訓練が始まる。

 

リーダー役を指名されるかも

初日から厳しい新兵訓練が始まるわけではない。

最初の数日間は準備期間であり、この間に身体測定・健康診断・性格診断があり、生活必需品の支給を受ける。さらに、軍隊で必須の軍服と銃を割り当てられ、正式な軍人として入隊式に臨む。

ここからが本当の訓練の始まりである。軍人として身につけなければならない制式(敬礼や行進)を徹底的に仕込まれ、軍人としての精神教育も受ける。

この段階で、新兵たちは10人前後の小隊に分けられているが、グァンスとジヒョクは年長ということもあり、リーダー役を指名されるかもしれない。

なんといっても、グァンスとジヒョクの同期の新兵たちは、10歳近くも年下ばかりなのである。

大学の下級生の時期に休学して兵役入りしている男子が多いからだ。

グァンスとジヒョクも年齢的なギャップを感じるかもしれないが、芸能界で培った経験を生かしてソツなく人間関係に対処していくものと思われる。

訓練は厳しいが、集中力さえ切らさなければ、表彰を受けるほどの成績をあげられるはずだ。

4週間課程なので、新兵訓練がすべて終わるのは7月7日になるだろう。

 

文=康 熙奉(カン ヒボン)

コラム提供:ロコレ
http://syukakusha.com/

2016.05.30