「イプドク(アイドルにハマってしまうこと)担当」という言葉を聞いたことがあるか。ファンではない一般人まで魅了してしまう究極の魅力を持ったアイドルのメンバーを指して言う言葉だ。数人のメンバーの中でも生まれつきのセンスとビジュアルで目を奪う「イプドク担当」の魅力は、一度陥れば這い出すのが難しいという。
いわゆるアイドル文化は幼い少女たちが主流ではないかとひかれる心を否定する人もいるが、知らないうちにメンバーの名前を検索しているとしたら、その時がまさにイプドクの瞬間だと言える。その中でも多くの人が認める代表的な「イプドク担当」のメンバーには誰がいるのかを見てみよう。
EXOシウミン #マグルキン(一般人たちを一瞬にしてファンにさせてしまうキング)
「ハリーポッター」では魔女ではない普通の人間を「マグル」と呼ぶ。そしてファンではない一般人をさして「マグル」と呼ぶのだが、こんなマグルたちを捕らえるシウミンを示して「マグルキング」というニックネームができた。また放送に登場したと思えば、出演の分量とは関係なく無条件にリアルタイムキーワードの順位に上がる。
こんなシウミンの人気の要因はEXOの長男とは思えないキュートな童顔のビジュアルとシックなのにやらせればなんでもする以外な魅力だと言える。最近ではウェブドラマ「ドジョンに惚れる」と映画「キム・ソンダル」などを通して俳優としても変身をは試みて、いっそう多くのファンを集める準備を終えた状態だ。
防弾少年団V、#Vグル
シックなビジュアルとは違って、ビーグルのようにいたずらな魅力を持ったVのニックネームは「V」と「ビーグル」をあわせた「Vグル」だ。Vは全体的に愉快な雰囲気を持つ防弾少年団のメンバーの中でも特に目立つ溌剌さと女心を鷲づかみにするテクニックで視線を集めた。ステージに立ちさえすれば、いたずらな雰囲気はどこへやらカリスマにあふれるパフォーマンスを披露する様子もやはりイプドクのポイントだ。
また、Vも12月にKBS 2TVの「花郎(ファラン):ザ・ビギニング」を通して演技者としてのデビューを準備している。新羅時代のイケメン軍団である花郎への変身を予告して、今度は果してどんな魅力で女心を魅了するか期待されている。
Block Bジコ、#音源やくざ(やくざ:ある能力が秀でている様子を褒める言葉)
もうすでに、アイドルと呼ぶよりはアーティストとしてのカラーがいっそう濃いジコだが、彼もやはりBlock Bのメンバーと一緒の時は、これ以上アイドルスらしいと言えないほどにさわやかで「イプドク」を担当している。デビュー初期に長身とレゲエ頭で一軒強烈な印象を漂わせたのとは違い、口を開けばどこかお粗末でキュートな魅力をアピールして大きな役目をした。
そして、沢山のミュージシャンが認める彼の作曲やラップの実力も魅力のバロメーターを占める多くの要因のひとつだ。そのおかげで他のアイドルに比べて音楽放送以外のバラエティや他のプログラムでの出演が少ないにもかかわらず大衆だけでなくアイドルの間でも「アイドル」として浮上している。
INFINITEエル、#シンモルナム(神が全てを投入した男)
なんと、「神が全てを投入した男」という雄大な修飾語を持っているINFINITEエルもやはりはずすことができない「イブドク担当」だ。長く説明する必要もなく、顔を見ることだけでも全てを物語るメンバーのひとりだ。まさに純情マンガがら出てきたような目鼻立ちとスマートな長身で女心を捕らえるのに十分な条件を備えている。
デビュー初期に各種のバラエティプログラムでは、4次元を出入りする無謀さで母性愛を刺激し、MBCの「ずる賢いバツイチの恋」、SBSの「僕にはとても愛らしい彼女」、「君を愛した時間」などのドラマのキャラクターを通して荒っぽかったり親しみやすかったりと様々な魅力で女心を攻略して代表的な「イブドク」のメンバーに数えられている。
BTOBチャンソプ、#音色やくざ
イ・チァンソブは、代表的な「ビーグルのような魅力」に数えられるグループBTOBの中でも最強の突拍子のなさを誇るメンバーだ。キュートで朗らかなビジュアルとは違って、想像を絶するギャグのセンスと予想できないユニークでお茶目な行動で目が離せない。最初は「何だ?」という思いで気になって徐々にはまってしまう。
そうかと思えば「音色やくざ」というニックネームにふさわしく甘い歌声はとても意外だ。すでにMBCの「服面歌王」を通じて証明された彼の声は、歌うときはしばらく彼のコミックなイメージを忘れさせた。我に返って彼から脱け出そうとする瞬間、もうその魅力にすっかりはまってしまっているわけだ。いつの間にか彼の動画を捜して見ている自分の姿を見つけることだろう。