「太陽の末裔」が、もしソン・ジュンギでなかったら!

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俳優ソン・ジュンギは最後までソン・ジュンギだった。
22日に放送されたKBS 2TVの「太陽の末裔」のスペシャルが、SBSのバラエティ「ジャングルの法則」を押さえて同時間帯の視聴率で1位を占めた。ドラマが持つ異例ともいえる記録をもうひとつ追加したわけだ。
この日の放送は、愛聴者の終映に対する名残惜しさをなぐさめるのに十分だった。特に軍服を着たユ・シジン大尉ではない、シャツ姿の俳優ソン・ジュンギが出演して軍服姿のユ・シジン大尉を眺めながら説明するという設定は、ファンにとっては申し分のない楽しみだった。

実は、このユ・シジン大尉役にはソン・ジュンギ以外にも多くの俳優が挙げられていたという事実はよく知られた話だ。製作スタッフが、各々考えていた俳優が最初は少しずつ違っていたという。その中には、人気絶頂のトップスターもいたし、しっかりしたファンクラブを持った韓流スターもいた。イケメン派、個性派など候補に上がった俳優も多彩だったという。
結果論ではあるが、果してソン・ジュンギでなかったらユ・シジン大尉というキャラクターがこれほどまでの爆発力を持っただろうかという疑問を起こさせる。

実は、ソン・ジュンギはこの作品を通して軍除隊をしたスターとしての驚くほど理想的なケースを見せてくれた。今まで軍に行って来たスターに一発食らわしたと言うに値する威厳を見せた。この、「たった今軍を除隊した」という心配は、ソン・ジュンギにとってもこの作品にとってもまさに神業としか言いようがなかった。
ソン・ジュンギが、「軍隊の匂いが抜けきらない、除隊からまだ約一ヶ月にしかならないときに撮影に入ったのがよく作用したわけだ。また、今まであまりにもすぐれたビジュアルのために男と言うよりは、まだまだ少年のイメージが少し強かったソン・ジュンギが、「もっと何かを見せることができたこと」も視聴者を刺激した理由になった。

過去の経験からみると、「キム・ウンスク脚本家の男優」が基本的にある程度の熱風を吹かせるのは確かだった。しかし、ソン・ジュンギのケースは、もっと様々な部分でうまく行ったといえる。除隊後初の作品として集められた関心を最高のキャラクターで報いるのは簡単なことではなかっただろう。

2016.04.24

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