<コラム>「チャングム」イ・ヨンエ、日韓のファンが待つ「吉永小百合の再臨」

<コラム>「チャングム」イ・ヨンエ、日韓のファンが待つ「吉永小百合の再臨」

韓国ドラマ「宮廷女官チャングムの誓い」の女優イ・ヨンエが、久しぶりにテレビ番組に出演する。2月の2日と7日に、韓国で2回にわたって放送されるドキュメント番組「SBSスペシャル、イ・ヨンエの晩餐」では、双子の母としての彼女の素顔と一家団らんの田園住宅が公開される予定だ。

この番組で彼女は、「食べ物とは何か?」という問いかけをテーマに、半年間にわたるグルメ紀行や取材などを通じてその答えを模索している。韓国の食文化の根底にあるものを探る、飲食物系の特集ドキュメント番組といえる。

2004年制作され、NHKでも放送された韓国時代劇ドラマ「宮廷女官チャングムの誓い」の主演女優として熱演し、来日の時には「ニュース・ステーション」や「SMAP×SMAP」などの人気番組に出演したことで、日本でも高い知名度を誇るイ・ヨンエだが、実は北朝鮮の故金正日総書記も彼女の大ファンだったという。

映画でも、「JSA」や「親切なクムジャさん」、「ラスト・プレゼント」などのヒット作に出演している韓流スターイ・ヨンエ。印象も演技も、実際の生き方も、育児を含めた家族関係も大女優の吉永小百合に似ているとの意見も多い。
2009年に、在米韓国人と結婚し、2011年には二卵性双子を出産し、ソウル近郊の京畿道(キョンギド)のヤンピョンに田園住宅を構えているイ・ヨンエ。

今回の特番で彼女は、「一応、私も韓流スターだけど…」と照れくさく笑いながら素朴な日常を公開してくれる。その暮らしぶりには、トップ女優の面影はなく、家具類は机と食卓とタンスくらい。植木類のないシンプルな芝生のお庭は、子供たちを走り回らせるための空間だという。

一方、イ・ヨンエが、今回の長期にわたる番組撮影や出演を快く承諾した理由にも、2児の母としても家族愛が垣間見れた。
彼女は、「子供が生まれてから1年半の間は母乳育児を徹底した。毎日飲ませた母乳の量と離乳食を手帳に記録しているうちに、『人間の飲食』への関心が自然と高まった」と、出演理由を語ってくれた。

そして、今回の番組のお陰で、生まれて初めての近所付き合いを経験した様子。近隣の住民たちを家に招待したり、田舎の市場の魅力に取りつかれている彼女の素顔が番組内でも紹介される予定だ。

ドラマやスクリーンで、もう一度彼女の上品な演技が見られる日はくるのだろうか。育児生活にエールを送りながらも、近い将来の芸能界復帰を期待する。彼女は日韓のファンが待つ「吉永小百合の再臨」だもの。

2014.02.02