<コラム>「新生KARA」の新規メンバーと再整備、「次善体KARA」の可能性

<コラム>「新生KARA」の新規メンバーと再整備、「次善体KARA」の可能性

先日、メンバーのニコルが脱退し、ジヨンも4月の契約満了による脱退を表明している「KARA」。ついに事務所サイドから今後の方針が明かされた。韓国の所属事務所のDSPメディアの関係者によれば、新生「KARA」は、新規メンバーを2人追加してチームワークを再整備してから、ことしの下半期に5人体制の姿でカムバックする予定だという。それまでの間、現メンバーは、演技など個別活動に注力し、新規メンバーとの調整が終わり次第、新曲の収録とカムバックステージの準備にかかると伝えられた。

そして、肝心の新規メンバーだが、今のところはDSPメディアの「練習生」から抜擢される見通しではあるが、大々的な公開オーディションや特別企画番組など、話題性を考慮したイベントごとになることもあり得る。

別の関係者は、「従来のように、会社の方針による一方的なメンバー補強ではなく、ファンと現メンバーが納得し、受け入れられやすい形で選別する予定だ。具体的な計画が決まり次第、公式コメントを発表する。」と伝えた。

一方、元「KARA」ニコルは当初のスケジュールを前倒しにして、早々とアメリカへの修行に出てしまった状態。彼女は「KARA」に戻らないとしても、「KARA」ジヨンの脱退はまだ認めたくないのがファンの正直な気持ちだ。

しかし、ファン周知のとおり、そのジヨンも、「留学したいので脱退します。」の状態である。そして、異変がない限り、「KARA」から離れることも決まっている。事務所サイドも、4月以降は3人の「KARA」になると公式コメントを発表している。

少なくとも今現在までは、あの「東方神起悲劇」に似たような結果となってしまった「KARA」。なぜ、よりによって、日韓のアイドル界の頂点を極めたグループたちが、こうも早く分解されてしまうのだろうか。

その背景には様々な「大人の事情」があるワケだが、ファンの気持ちで言わせてもらえれば、「そんなの知ったこっちゃない」ではなかろうか。「完全体KARA」がだめなら、「次善体KARA」のため、ジヨンの「変心」を期待しよう。

そして、旅立ってしまった元「KARA」ニコルには、青馬年と言われているこの2014年、せめて青空に羽ばたく元気あふれる姿に期待してみよう。しかし、欲を言えば、「完全体KARA」として戻ってほしい。

2014.01.30