<コラム>「海神」イ・ヨニ、ドラマ「ミスコリア」でひと肌脱ぐ

<コラム>「海神」イ・ヨニ、ドラマ「ミスコリア」でひと肌脱ぐ

現在韓国で放送中のドラマ「ミスコリア」。「パスタ」イ・ソンギュンと「海神」や「エデンの東」のイ・ヨニが主演だ。

現在最強のドラマ「星から来たあなた」や「感激時代〜闘神の誕生」と全く同じ時間に放送されている関係で、視聴率はそれほど伸びていない。競争相手は、なんと「太陽を抱いた月」のキム・スヒョン、「猟奇的な彼女」のチョン・ジヒョン、そして、「SS501」のメンバーで「花より男子」のキム・ヒョンジュン。

しかし、視聴率とは別の問題で、今までは「美人であるだけで演技力不足」とも言われていたイ・ヨニが、真の女優としてひと肌脱ぐ作品になりつつある。

貧しい家庭で生まれ、家族の生計のため務めていたエレベーターガールから韓国一の美人「ミスコリア」に駆け上る主人公のイ・ヨニは、今週の放送でついにプールでの水着姿を披露した。

この放送分では、「ミスコリア」本選大会で水着審査のために合宿で写真撮影に臨むシーンが描かれた。イ・ヨニはライバル候補者の体当たりを受け、審査場内のプールの中に落ちてしまうというアクシデントに見舞われた。そして、水の中でもがき溺れた挙句、化粧も滲んでしまい、最後はすっぴんに近い顔が視聴者にさらされることになった。

やがて紫色の競泳水着を着用していたイ・ヨニのビショビショ姿がズームアップされ、そのスレンダーなボディラインが男性視聴者の視線を釘付けにした。中でも長い足と、バランスのとれたクビレとヒップラインがネット上では話題になっている。

SNSや掲示板などには、「マッチ棒かと思ったらなかなかのスタイルじゃん」、「本当のミスコリア大会を見ているようだ」、「イ・ヨニの後ろ姿が眩しい」、「いくら芸能人でも水着撮影は恥ずかしいよな」などの失礼なコメントが寄せられた。

ドラマ「ミスコリア」の制作サイトは、これらの水着画像をメディアにも公開し、番組のプロモーションに活かしている模様。

また、今週の放送では、プールでのアクシデントシーンだけでなく、水着審査会場内の岩や小瀧、木々や階段などを背景に、大会参加者たちのリアルなアピール演技が放送され注目を集めた。

なお、韓国一の美女を選ぶ「ミスコリア大会」は年に一度開催されており、一昔前までは地上波で放送され、国民的な人気を集めていた。そこで「水着審査」の場面は大会最大のハイライトとなり、これにまつわる様々なエピソードがある。

例えば、広い水着審査場内でも木の下や階段を背景にすることができれば入賞の確率が上がるという説がある。通称「当選スポット」と言われるこれらの立ち位置をめぐり、し烈な競争が繰り広げられているという。

根拠の薄い風水的な話だが、歴代の大会入賞者たちの実体験と、偶然一致しているところもあるので興味深い。

本大会では、「真」、「善」、「美」の3つの賞がメインタイトルで、これらに入賞すれば、一躍脚光を浴びるようになり、大手芸能プロダクションからの誘いがくる。一昔前までは、「ミスコリア出身=人気女優」の図式が成り立つほどだったが、近年はスター登竜門の多様化やモデル・タレントオーディションの進化で、かつての勢いは失っている。

しかも、昨年のミスコリア大会には、顔の特徴が似ている美人ばかりが出場し、同じ病院で成形手術を受けたのではないか、などの疑惑で社会問題にまで発展した経緯もある。

一方、ドラマ「ミスコリア」では、主人公が大会優勝に向かって乗り越えなければならない壁がまだいくつも残っており、これからが正念場と言える。ドラマの終盤では華やかな大会の裏に隠された「美女たちの欲望と嫉妬」がリアルに展開される予定。

隠れている出来の良いドラマ、ウェルメイドのドラマ「ミスコリア」。体を張り、消耗戦も辞さない主人公イ・ヨニ必死な頑張りを応援してみよう。それは、役柄としての彼女も、女優としての彼女にも同じだ。日本も韓国も、貧しい環境から抜け出すため、身を削る努力で成長し成功する「おしん」を夢見る社会だもの。

2014.01.26

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