変化に富んだ音楽チャートが旧正月後に新しい対決を見せるようだ。お待ちかね、あるいは新しい歌手の中の誰が、歌謡ファンたちの目と耳をひきつけてチャートに上がってくるのか注目される。
JYPエンターテイメントの2016年の最初の走者であるチョ・グォンは15日、新曲「横断歩道」を通してソロでカムバックする。過去2012年6月に発表した初のソロアルバム「I'm Da One」以来、約3年8ヶ月ぶりのソロカムバックである。
久しぶりのソロカムバックということもあり、より成熟したチョ・グォンの姿に期待が高まる中、今回の歌の歌詞はチョ・グォンが自身の経験を元にして直接書いたものだ。彼がデビューしてから作詞に参加するのは初めてのことだ。美声のボーカリストとして「チョ・グォンバラード」と認められる彼が、特有の感性でリスナーを刺激することができるのか注目される。 4年間ミュージシャンとして積み上げてきた成長が彼の歌にそのまま盛り込まれるものと見られる。
今回のチョ・グォンのアルバムには、昨年のソユ × Junggigoの「Some」をはじめ、ヒョリンとMad Clownの「Without You」などのいくつかのヒット曲を誕生させ作曲家として人気を得ているESNAと、ポップピアニストであり作曲家としても最高の株を上げているAevなど、韓国内外のヒットメーカーが参加して完成度を高めた。
ガールズグループ系では、AOAの3人組ユニットAOA CREAM(ユナ、ヘジョン、チャンミ)が12日出撃を予告した。 AOAの持ち味であるキュートでセクシーな面に加えて、はじけるような魅力を予感させ、メンバー3人の可愛らしさを最大限披露する予定である。
AFTERSCHOOLの人気ユニットORANGE CARAMELを連想させるような、今勢いのあるガールズグループAOAからの新ユニットであるだけに、AOAとは違った魅力をもつだろうと期待がかかっている。タイトル曲「I'm Jelly Baby」は、作曲チームブラック・アイド・ピルスンが担当した。
RAINBOWも来る15日に4thミニアルバム「Prism」でのカムバックを決めた。昨年2月に発表した3thミニアルバム「INNOCENT」以後約1年ぶりのカムバックである。RAINBOWは、今回のアルバムには特に心血を注いだと伝えられており、アルバムコンセプトからタイトル曲選びまでの作業全てにメンバーが参加したという。メンバーチョ・ヒョニョンの自作曲も収録されおり、これまでとは一味違った姿を見ることができる見込みだ。また、今回はこれまでよりも活発なプロモーション活動をする計画でもある。今年でデビュー8年目となるガールズグループRAINBOWがこれまで以上に死力を尽くして準備したニューアルバムが、どのような成果を収めるか関心が集まっている。
プレディス・エンターテイメントは今年最初のアーティストとして、NU'EST(ニューイースト)を出撃させる。NU'ESTは17日、4枚目のミニアルバムを発表。今回のアルバムを通して、これまで見せてきたNU'ESTならではの魅力とはまた違った姿を見せるという覚悟で臨んだ。メンバーベクホが今回のアルバムプロデュースに参加し、メンバーの自作曲も盛り込まれている。NU'ESTはこれまで、韓国内での活動だけでなく海外でも人気を得てアルバムやツアー活動を広げてきており、昨年11月に日本で発売した1stアルバム「Bridge the World」で発売当日オリコンデイリーチャート4位を記録している。