「シ―クレット・ガーデン」のヒョンビン、待ち焦がれたドラマ復帰作「ジキルとハイドに恋した私 〜Hyde, Jekyll, Me〜」(以下、「ジキルとハイドに恋した私」)のBlu-ray/DVD SET2(レンタルDVD Vol.8〜15)が2月2日にリリースされた。
冷たくて優しい彼とのトライアングル・ラブコメディ「ジキルとハイドに恋した私」の主演女優ハン・ジミンのオフィシャルインタビューが届いた。
−「ジキルとハイドに恋した私 〜Hyde, Jekyll, Me〜」に出演を決めた理由は何ですか。
現実の世界でも優しい男と悪い男との間で、悩む話はよくありますよね。今作では二重人格の男性と恋に落ちるという設定に興味をそそられたので、出演を決めました。
−演じたチャン・ハナについて簡単に紹介してください。
ハナはラスベガスでサーカスに所属していましたが、帰国してワンダーランドのサーカスの団長になります。責任感が強く、サーカス団を守るために、言うべきことははっきり言うとてもしっかりとした女性です。ハナは消極的なタイプではなく、積極的で勝ち気な女性ですね。
−ヒョンビンさんとの共演はいかがでしたか。
今作の前に映画で一度共演しましたが、敵対する関係だったので一緒になるシーンがほとんどなかったんです。撮影現場でも話しませんでした。感情を維持するためには良かったんですが、共演した時間が本当に短かったので、もう一度共演したいと思っていたのですが、ちょうど共演することができ良かったです。今作でヒョンビンさんは二重人格者を演じていますが、その姿は、前作の映画で演じていた王の役とはまったく異なるイメージです。王の役も今作の2役もすべて別人のように感じます。彼がそれだけ役に入り込んでいるということですね。演技に対してとても情熱的なので、私もたくさん刺激を受けながら撮影しました。
−ソジンとロビンの演じ分けているヒョンビンさんを見て驚かされたことはありましたか。
ヒョンビンさんは“ヒョンビン”と“ディテール”を合わせて、「ヒョンテール」と呼ばれるほど細部にこだわった演技をします。事前準備をしっかりとやってソジンとロビンを本当にうまく演じ分けていました。ロビンは笑ったらえくぼができるけどもソジンはできないとか、表情の細かなところでも違いを出すように気を遣って演じていましたね。さらにソジンがロビンのフリをしたり、ロビンがソジンのフリをしたりする演技も、フリをしていることがちゃんとわかるように演じ分けるので本当に驚かされました。だからロビンとの撮影シーンが続くと、ソジンと長い間、会っていないなあと思ったりするほどで、本当にまったく違う2人の俳優と撮影している気分になりました。
−ドラマではハナをめぐって、ク・ソジンとロビンという2つの人格を持った男性と三角関係に陥るというユニークなラブストーリーが描かれますが、理想のタイプの男性はソジン、ロビンどちらですか。
個人的には理想の男性のタイプは、ロビンのほうですね。だけれどもソジンの生い立ちを知ってからは、見る目が変わったというか、子供の頃のつらい体験を知り、冷徹にならざるを得なかったことがわかってからは、ハナのように私の中でも混乱しましたね。だから理想のタイプはロビンだと思っていたけれど、同一人物だから2人を愛しても罪にならないなあとか、夜はロビンと昼はソジンと暮らすのも悪くないなあとか、思ったりしますね。両方好きですよ。
−ロビンと演じた人形を使ったキスシーンは、とても心ときめくシーンでした。何か撮影時のエピソードはありますか。
あのシーンは徹夜明けの早朝に撮りました。台本でそのシーンを読んだ時は、私自身も心ときめいて、どうやれば美しく見えるだろうかとか、いろいろ考えてはいたのですが、実際は時間に追われての撮影になってしまって、残念に思っている部分が多いですね。でもヒョンビンさんがいい画が撮れるように色々気遣ってくれて、美しいシーンになったと思います。
−冬の寒い時期にロビンと水に飛び込むシーンは、とても大変そうでした。撮影はどうでしたか。飛び込むのは怖くありませんでしたか。
あのシーンは初日に撮ったのですが、とても寒い日でしたね。2シーンくらい撮ったあとに、飛び込めと言われました。いきなり、高さが5メートルもある所からの飛び込みシーンだったので正直怖かったですね。でもヒョンビンさんは兵役で海兵隊に所属していたので、撮影の時もそばにいてくれるだけで安心できました。撮っている時も色々気遣ってくれましたし、心の準備ができるまで待ってくださったり、色々と助けてもらいました。抱き合って水に飛び込む大変なシーンを初日に撮ったのは正解だったかもしれませんね。そのおかげで息を合わせる時間を短縮することができたと思います。
−催眠療法の専門医ユン・テジュ役のソンジュンさんとの初共演はいかがでしたか。催眠にかかるシーンがリアルで印象的でした。演じる際に心がけたことはありますか。
彼が私より8歳も年下だとは思いもしませんでした。老けてるって意味じゃないです(笑)。とても大人っぽかったんです。でも撮影が進むにつれてイタズラ好きだとわかり、まだ子供っぽい所もあると思いました(笑)。NGも愛嬌でカバーしていましたね。催眠のシーンはその前に撮った場面を思い浮かべるのが前提です。ただセリフを言うのではなくて前に撮ったシーンを思い浮かべながら演じるんです。前のシーンでソンジュンさんが力ずくで私のことを押さつける場面があって、それが本当に怖かったので、催眠の時はそれを思い浮かべるようにして演じることができて助かりました。
−撮影スケジュールがハードだと聞きました。体調管理はどうしていますか。
体調管理は…走るシーンが多くてかなり痩せました。暇を見つけては食べて寝てを繰り返しましたね。なので最終的には撮影当初よりも少し太りました(笑)。睡眠不足だったのでビタミン剤を飲んだり、ファンが送ってくれた漢方エキスを飲んだりしていました。それで健康を維持していましたね。
−日本の視聴者の方々にメッセージとドラマの見どころを紹介してください。
こんにちは、チャン・ハナ役のハン・ジミンです。今回は二重人格の男性と恋に落ちる女性を演じました。今までにない男性とのロマンスも期待してください。それから今作はラブストーリーの中にミステリーの要素もあるのでドキドキ感も十分です。ぜひご覧ください。
「ジキルとハイドに恋した私 〜Hyde, Jekyll, Me〜」DVD&Blu-ray
SET1 (レンタルVol.1〜7)、SET2(レンタルVol.8〜15)好評リリース中!
DVD各¥19,000+税Blu-ray各¥21,000+税
発売・販売元:NBCユニバーサル・エンターテイメント(C)SBS, (C)HE&M
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