「個別インタビュー」個性が光るTOUCH、大活躍の予感！

左から　ソンヨン、チョルミン(リーダー）、ジェウク、ソヌン

2013年9月4日にリリースされた日本デビューシングル「START TO FLY」が、オリコンのデイリーランキングで11位にランクインし、日本でも人気上昇中のTOUCH。

2014年2月11日に待望の2ndシングル「キミに～Maybe I fall in love～」の発売が決定した彼らが、単独インタビューに応じてくれた。

2010年、韓国でデビューしたTOUCHは、甘い歌声と男らしさのギャップが魅力のリーダー、チョルミン、ファッショニスタでセクシーガイのソンヨン、トークセンスがピカイチのムードメーカー、ジェウク、ユーモアセンス抜群で愛らしいソヌンからなる4人組ダンスボーカルグループ。その洗練されたビジュアルと切れのあるダンスパフォーマンスで、次世代K-POPを担うグループとして注目され、2012年5月に発売された「ガチゴッチャ（一緒に歩こう）」が話題に。

同年、日本での活動を開始し、来日するたびに着実にファンとの絆を深めているTOUCHに、忙しく駆け抜けた2013年の印象的な思い出から2014年の抱負、そしてグループの絆などについてたっぷり語ってもらった。

インタビュールームに入ると、立ち上がって元気よくあいさつをしてくれたTOUCHのメンバー。和やかな雰囲気の中、さっそく席につくと、ソヌンがお茶を注いで、記者に「どうぞ」と差し出してくれる、さりげない気遣いを見せ、一気に好感度アップ。ステージ上でのカリスマ性あふれる姿とは異なり、4人とも親しみやすいキャラクターで、グループの仲の良さが伝わってくる和気あいあいとした雰囲気で、インタビューがスタートした。

Q2013年は皆さんにとって、どんな1年でしたか？

チョルミン：シングル「START TO FLY」で日本デビューした記念すべき1年になりました。いろいろな仕事があり、プロモーションもたくさんしたので、意味のある1年だったと思います。

ソンヨン：2013年は、ファンとの距離がより近くなったと思います。日本でデビューして、多くのステージを踏みながら、皆さんと通じ合えたのがうれしかったです。

ジェウク：僕も多くのファンの前でたくさん歌い、話をすることができて、うれしかったです。これからも、もっと一生懸命頑張ろうと思った1年でした。

ソヌン：2013年は、今まで行けなかったいろいろなところに行けて、本当にうれしかったです。プロモーションであちこち回り、いろいろな地域のファンを獲得できて幸せでした。

Q特に思い出に残っている地域はありますか？

ソヌン：千葉県柏ですね。デビューシングルの発売日に、柏でイベントをしたんですが、関西など遠くからいらっしゃったファンもたくさんいたので、記憶に残っています。

ソンヨン：僕はミニライブイベントをした佐賀の武雄温泉。昔から温泉に行きたかったんですが、そこでファンイベントもできたうえ、温泉も楽しむことができました。日本の温泉は初めてだったんですが、何も考えず、ゆっくり温泉に浸かれて気持ちよかったです。

ジェウク：僕は名古屋の手羽先屋さん。名古屋には手羽先屋さんがいっぱいあって、感動しました（笑）。

チョルミン：そうですね、僕は大阪でのプロモーションイベントですね。1部が終わってから、台風の影響で、どしゃぶりの雨が降ったんですよ。野外だったので、みんな帰ってしまうのではないか、と心配になり、2部を早く始めないといけない状況だったんですが、むしろ2部の方がお客さんがいて、雨にもかかわらず応援してくれたので本当にありがたかったし、記憶に残っています。

Q2014年2月11日には待望の2ndシングルが発売されますね。曲紹介をお願いします。

ジェウク：（日本語で）曲紹介は僕の担当です（笑）。僕たちの2ndシングル「キミに～Maybe I fall in love～」は恋心に気づき、隠せなくなった感情を素直にぶつける男心を歌った曲です。

Q歌ってみて、どんな印象を受けましたか？

チョルミン：彼女に愛らしく告白をする、愛を表現する曲だと思います。僕には経験がないので、よく分からないんですけど（笑）。

ソヌン：心がときめくような、気分のいい曲だと思います。

ソンヨン：愛らしい曲ですね。

チョルミン：歌詞もそうだし、雰囲気もそうだし、皆さんも1度は経験したことがある気持ちを綴った曲なので、共感できると思うし、気に入っていただけると思います。

Qこの曲はストレートに告白する歌詞が印象的ですが、皆さんは実際に好きな女性ができたら、ストレートに告白するほうですか？

チョルミン：歌だから言えるのであって、実際に言ったら、相手が負担を感じるのではないかと思いますが。本当に歌詞のように、ストレートに言う人っていますかね？

ソヌン：僕は直接言いますよ！（笑）

チョルミン：本当？

ソヌン：そうできたら良いなという願望です（笑）。

Qチョルミンさんが毎日更新しているamebloに、食べ物の写真もよく掲載されていますが、日本の好きな食べ物は何ですか？

ソンヨン：寿司が好きです。まぐろのお寿司。でも、食べても4皿くらいですね。

ジェウク：ソンヨン君は食が細いので。僕は40皿（笑）。ソンヨン君の代わりに僕がたくさん食べます（笑）。

チョルミン：好きなものがたくさんあるので、1つ挙げるとなると迷いますね～。やきそばもすごく好きだし、ラーメンも好きだし…。麺類が好きですね。やきそばは作り方が分かりませんが、スパゲティーは自分でも作ります。といっても、作ったのは数年前ですが（笑）。

ジェウク：僕は食べることが好きなので、うどん、寿司、やきそば…、全部大好きですが、その中で選ぶなら、手羽先！　名古屋の手羽先は本当においしかったです！

ソヌン：（日本語で）僕は肉！　神戸牛！　

ソヌン＆ジェウク：（周りにいたスタッフに）ギュウ、ギュウ、ギュウ！　夜（のご飯は）はギュウ！

Qスタッフさんへの訴えが、息ぴったりですね（笑）。本当にメンバーの皆さん、仲が良さそうに感じますが、仲良く活動していく秘訣というのはありますか？

チョルミン：末っ子のソヌン君が…。

ソヌン：（ニッコリしながら日本語で）愛らしい末っ子。

チョルミン：末っ子が上下関係の隔たりなく、友だちのように接してきます。メンバー全員、角がなく、性格が丸いので、仲良くできているんだと思います（笑）。

ソヌン：末っ子の僕から見ると、お兄さんたちはみんな優しくて、気遣ってくれることが多いですね。

ソンヨン：あとは、リーダーのチョルミン君が上手く引っ張ってくれるので、僕たちも安心して、ついていってます。お互い性格が合うので、仲良くやっていけていると思います。

Qチョルミンさんはメンバーに対して、怒ったりすることはないんですか？

チョルミン：う～ん、（しばらく考えて）我慢できるタイプなので、怒ることはないです。1度怒り始めたら、ずっと怒らなければならないので。

一同：（大爆笑）

ジェウク：チョルミン君はそこまで怒らないですね。怒られる寸前に、ソヌン君が止めますから（笑）。

Q本当にチームワークが良いんですね。そんなTOUCHの2014年の目標は？

チョルミン：2ndシングルがリリースされるので、それを通して、さらに多くの人に自分たちのことを知ってもらい、いろいろな仕事が増えればいいなと思います。

Q具体的に出演したい番組や、やってみたいイベント、ライブなどはありますか？

チョルミン：好きな番組はあるんですが。

ジェウク：「ワンピース」？

ソヌン：それ出演できないから！（笑）

チョルミン：ダウンタウンさんが好きなので、毎年大晦日恒例の特集番組「笑ってはいけないシリーズ」。僕、病院編が好きなんですよ。1度は出てみたいですね。

ソンヨン：「SMAP×SMAP」もです。

ジェウク：ソンヨン君はSMAPさんが大好きなんですよ。

ソンヨン：はい。もちろん、番組も出演できたらうれしいですが、まだ行っていない地域もあるので、全国を回って、より多くの人に会いたいですね。日本のすべての方に僕たちのことを知ってもらえるよう、頑張りたいです。

ジェウク：そのためには、僕たち自身も少しずつ成長していくことですね。毎日コツコツやっていれば、いい成果につながると思うので。

ソヌン：そしてアリーナツアーができるよう、一生懸命活動していきます。

Q個人的には、何か目標はありますか？

ソンヨン：2013年はデビューして忙しかったので、2014年は楽しめる機会が増えたらうれしいです。サーフィンもしたいし、行っていないところにも遊びに行きたいし。

チョルミン：僕は趣味を持ちたいので、新たなに運動を始めようかなと考え中です。何か新しいことに挑戦してみたいですね（笑）。

ソンヨン：だったら、一緒にサーフィンやろうよ！

チョルミン：具体的に決めていないけど、スカッシュをやろうかと思っているんだよね（笑）。

ソヌン：僕は、本当は日本でこっそり遊びに行きたいんですけど、日本語がまだ上手ではないので、遊びに行けないんです。だから、日本語を一生懸命勉強して、夜遊びもしてみたいですね（笑）。

ジェウク：みんな、目標がすぐ出てきますね。僕は毎年目標を立てる方ではないので…。そうですね、今まで自分にあまりお金を使わなかったので、2014年はウォークインクローゼットがほしいです。そして、服をたくさん買いたいですね（笑）。

メンバーのかけ合いがとても楽しく、終始笑いの絶えない取材となった。そして、写真撮影では雰囲気をガラリと変え、クールにポーズを決めたメンバーたち。4人のキラキラ輝く瞳の奥には、大きな野望も潜んでおり、まだまだ進化を遂げそうな予感がぷんぷん。2014年はさらに飛躍するであろうTOUCHの活躍、引き続き要チェック！