日本1stアルバム「Ace of Angels」がオリコン・デイリーアルバムランキングで1位を獲得（10月15日付）、ウィークリーアルバムランキングでも初登場2位（10月26日付）を記録した“セクシー・エンジェル”AOAが、12月18日（金）、東京・新木場STUDIO COASTにて初の単独コンサート「ANGELS WORLD 2015～Oh BOY ACADEMY～」を開催した。
チケットがソールド・アウトする人気をみせたAOAの記念すべき初単独コンサートには、全国から男女問わず多くのファンが集結。2階後方まで立錐の余地もないほどのファンで埋めつくされた会場は熱気に包まれた。
客席のライトが落ちると赤いペンライトがいっせいに輝き、ステージ中段に白、赤、紺を基調にしたさわやかな衣装で”セクシー・エンジェル”AOAが舞い降りた。
長い脚を活かしたセクシーなダンスとパワフルな歌唱、そしてキュートな笑顔で「胸キュン」 「ELVIS」「Luv Me」と3曲立て続けに披露し、ステージ序盤からファンを虜にしたAOA。
「こんにちは。Ace of Angels『AOA』です！」と全員であいさつ。自己紹介の後、チョアが「AOAの初めての単独コンサートに来てくれてありがとうございます！私たちの夢が単独コンサートでしたね。今日ついに叶いました！」と喜びを伝えると、大きな拍手がわき起こった。ファンの熱い声援を受け、ユナは「こんな風に熱く反応してくれて大きな力になります」と感動した様子。「本当に一生懸命準備したので、皆さんにお見せできたらうれしいです」とミナが意気込みを伝え、ソリョンも「最後まで楽しんでくださいね！」と声をかけると、ファンも「イェーイ！」と盛り上がる準備もバッチリ。
「ゆれる」や「Lemon Slush」ではセクシーさとキュートが共存するAOAの魅力全開。「次の曲『チョアヨ！』を一緒に歌いたい」とへジョンが簡単な振り付けをファンにレクチャー。メンバー全員がアカペラで歌いながらファンと共に練習すると、会場全体に一体感が生まれた。そして日本語で「チョアヨ！」が披露されるとファンも一緒に歌って楽しみ、メンバーも前列のファンに握手やタッチでファンサービスをするなど温かい盛り上がりをみせた。
中盤は趣向を凝らしたソロやユニットステージ。ユナ、チョア、ミナそれぞれのソロステージでは日本語カバー曲で盛り上げた。ユナはキーボードの前に座り、自らメロディーを弾きながら西野カナの「さよなら」を歌い始めるとファンはうっとり。チョアは白いドレスを身にまとい、しゃぼん玉が舞う中、宇多田ヒカルの「First Love」でその歌声をしっとり響かせた。ガラリと雰囲気を変え、ミナはピンクのキュートなドレスで松浦亜弥の「桃色の片思い」で可愛さ爆発。楽しそうに歌い踊るミナにファンも手拍子で応じた。
興奮冷めやらぬ中、うれしい抽選会も行われ、選ばれた幸運な1名の女性ファンがステージへ。7人の“セクシー・エンジェル”に取り囲まれると、ファンの肩を抱いたり頬を寄せたりしながら「Chocolate」を間近で歌うAOA。チョコレートのミニギフトもプレゼントされ感激するファンに客席からは大きな歓声と羨望のまなざしが送られた。
「Love Is Only You」や「Get Out」などの韓国語曲ではファンのかけ声も見事に決まり、さらに続くソロステージでは、ヘジョンは赤いジャケットでDJパフォーマンスを披露。へジョンが会場を煽ると、巨大なクラブと化した会場のボルテージはさらに上昇！チャンミ＆ソリョン＆ヘジョンのダンスカバーではステッキや赤いスカーフを活かしたセクシーかつクールなダンスで魅せ、またジミンのソロメドレーでは小柄な体から繰り出されるハスキーでパワフルなラップが会場を飲み込んだ。
ライブ終盤はAOAのスタイルを際立たせる黒いセクシーな衣装にチェンジ。日本デビューシングル「ミニスカート」や、今年2月にリリースした2ndシングル「Like a Cat」を熱唱。最後にテープも飛び出して最高潮のまま本編が終了すると、すかさず大きなAOAコールが沸き起こった。
アンコールは日本1stオリジナルアルバム「Ace of Angels」のリードトラック「Oh BOY」。黒のネクタイにスラリと伸びた美脚をあらわにした赤黒チェックのミニスカートでファンの視線を釘付けに。セクシーなネクタイダンスでファンを悩殺したかと思うと、一転、サンタのケープをまとい、愛らしい7人の天使からのクリスマスらしいスペシャルメドレーのプレゼント。雪のスプレーをメンバー同士で振りまいたり、カラーボールを客席に投げたり、遊び心溢れるステージにファンも笑顔に。
最後はファンがサプライズで「영원히 함께하자（永遠に一緒にいよう）」とメッセージを掲げる中、ミナ「今日も、いつも、ありがとうございます！すばらしい最高です！」、ユナ「ELVIS（AOAのファンのこと）の皆さん、本当にありがとうございます。愛してるよ！」、ソリョン「初めてのコンサートだからドキドキというよりとても緊張していましたが、たくさんの方が来てくださって驚きました。今日は泣かないことにしたので泣かないですよ（笑）」、へジョン「へジョンソングのEDMバージョンをお聴かせするという約束が守れたのでうれしく思っています。夢のような時間でした！」、チャンミ「今日は特別な時間でした。残念に感じたのは日本語がうまくできなかったことです。でもAOAは日本語の勉強がんばっていますし、また日本での活動をしたいと思っています。少しずつ成長した姿を見せしたいと思いますので応援よろしくお願いします！」、チョア「皆さんの愛が全部伝わりました。ありがとうございます。私の人生の中で大切な思い出になりました」、ジミン「今日は私たちの初めての単独コンサートに来てくださってありがとうございます。まだまだ足りないところがありますが、一生懸命がんばってライブや活動をお見せしていきたいと思います」と感謝と決意を伝えて締めくくると、最後は「Stay with me」でファンと心を一つにしたAOA。
いつまでも客席に手を振りながら名残惜しそうにステージを後にすると、AOAの日本初の単独コンサートは大熱狂のまま幕を閉じた。空から舞い降りてきた天使たちから今後も目が離せない。
取材：Korepo(KOREAREPORT INC)
【AOA PROFILE】
AOA（エーオーエー）は、空から降りてきた天使たち「Ace of Angels」をコンセプトに、2012年7月、「Elvis」（シングル『Angels' Story』収録）でデビューしたジミン、チョア、ユナ、ヘジョン、ミナ、ソリョン、チャンミ、ユギョンの8名からなるガールズグループ。FTISLANDやCNBLUEらロックバンドが所属するFNCエンターテインメントが手掛ける初のガールズグループということも話題となったが、彼女たちが他のガールズグループとあきらかに異なる点は、その多様性。通常はユギョンを除いた7名でダンス・ボーカルグループとして活動しているが、ジミン(G)、チョア(VO,G)、ユナ(Vo,Key)、ユギョン(Dr)、ミナ(B)の5名でガールズバンドを構成し、ユニット活動も行っている。
■AOA Official HP： http://aoa-official.jp/
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