ソプラノ歌手スミ・ジョー、韓国人初となるアカデミー賞の舞台に立つか注目

ソプラノ歌手スミ・ジョー、韓国人初となるアカデミー賞の舞台に立つか注目

韓国出身のオペラ歌手(ソプラノ)スミ・ジョー(53、韓国名:チョ・スミ)が韓国人初となるアカデミー賞授賞式の舞台に立つことになるか、関心が寄せられている。

スミ・ジョーが歌った映画「YOUTH(原題)」の主題歌「Simple Song」は「クリティクス・チョイス・アワード」で主題歌部門にノミネートされ、また「ゴールデングローブ賞」でもノミネートされるなど注目を浴びた。

特に全米の放送映画批評家協会が選定する「クリティクス・チョイス・アワード」は「ゴールデングローブ」、批評家賞などと共に「アカデミー賞」の行方を左右する授賞式の一つとされ、スミ・ジョーの「Simple Song」はアカデミー賞授賞式の主題歌賞候補として、有力視されている。

「Simple Song」がアカデミー賞にノミネートされ、さらに受賞の栄光が決定すればスミ・ジョーは韓国人として初めて、アカデミー賞の舞台に立つこととなる。

映画「YOUTH」は引退を宣言しスイスの高級ホテルに休暇に立つ世界的指揮者フレッドに、彼の代表曲「Simple Song」を演奏してほしいという女王の依頼が舞い込むが、それを拒絶しながら明らかとなる秘密を描いた作品。

「Simple Song」は米国の音楽家David LANGが作詞・作曲した美しいメロディに、ソプラノ歌手スミ・ジョーの音色が加わった楽曲で、劇中、引退した指揮者フレッドの代表曲として登場する。

WOW!korea提供

2015.12.16