「BTS」6月の釜山公演で起きた宿泊トラブル…約9,000円の客室を約6万5,000円で再販売、管理者を詐欺容疑で送検

「BTS」6月の釜山公演で起きた宿泊トラブル…約9,000円の客室を約6万5,000円で再販売、管理者を詐欺容疑で送検

「BTS」がことし6月12日と13日にプサン(釜山)アジアード主競技場で開催したワールドツアー公演「BTS WORLD TOUR ‘ARIRANG’ IN BUSAN」を前に、1泊9万ウォン(約9,000円)で予約されていた客室をキャンセルさせ、最大65万ウォン(約6万5,000円)で再販売した宿泊施設の管理者が、詐欺の疑いで送検された。

BTS(防弾少年団) のプロフィール

4日、韓国警察によると、プサン警察庁の反腐敗・経済犯罪捜査隊は先月30日、プサン市プサンジン(釜山鎮)区にある宿泊施設の関係者A氏を、詐欺の疑いで身柄を拘束せずに送検した。

A氏は「BTS」のプサン公演を前に、通常料金で客室を予約していた利用客に連絡してキャンセルを促し、その客室を高額で再販売した疑いが持たれている。

被害者のB氏は、ことし1月中旬、宿泊予約アプリを通じて1泊9万ウォンで客室を予約していた。しかし、4月に「BTS」のプサン公演の日程が発表され、会場周辺の宿泊料金が急騰すると、A氏は5月中旬、B氏に「予約アプリに予約が集中し、同じ客室に数十件の重複予約が発生した」と説明。予約をキャンセルするよう求めたことが、警察の捜査で分かった。

ところが、警察が調べた結果、A氏がキャンセルを求めた当時、宿泊施設には空室が残っていたことが確認された。

A氏は、こうして確保した客室を1泊50万~60万ウォン台(約5万~6万円台)で再販売しており、最大65万ウォンで販売したケースも確認された。これは当初の予約料金の7倍を超える金額だ。

韓国では毎年、観光シーズンや大規模イベントの開催時期になると、一部の宿泊施設による法外な料金設定が問題となっている。こうした状況を受け、韓国政府はことし2月、「ぼったくり料金根絶対策」を発表した。

この対策では、宿泊施設に対し、時期ごとに設定する料金を定期的に地方自治体へ事前申告し、公開することを求めている。料金を申告しなかったり、申告額を超える料金を請求したりした場合は、営業停止などの行政処分を受ける可能性がある。また、正当な理由なく既存の予約を一方的にキャンセルする行為への制裁規定を新設し、消費者への損害賠償基準も整備する計画だ。

一方、プサン市では今月7日に開催される「釜山花火祭り」を前に、宿泊料金の急騰が再び問題となっている。

プサン市が花火祭りを前に、会場から半径500メートル以内にある宿泊施設157か所の料金を調査したところ、祭り当日の宿泊料金は前後の週末と比べて平均94.5%上昇していた。このうち15か所では、料金が200%以上引き上げられていたことも分かった。

警察関係者は「釜山花火祭りを前に、再び宿泊施設の法外な料金が問題となっているだけに、被害の通報が繰り返される常習的な施設について、引き続き注視していく方針だ」と明らかにした。

 

WOW!Korea提供

2026.11.04