スマートテレビを基盤とする広告型無料ストリーミングサービス、いわゆるFASTが、コンテンツ確保競争を続けている。OTTのように別途サブスクリプション料金を支払うのではなく、広告視聴を前提にコンテンツを楽しむ方式が広がるなか、テレビメーカーのプラットフォーム戦略も、コンテンツ編成へと重点を移す流れにある。
LG電子は25日から、LGチャンネルでLIFETIMEの新土日ドラマ「理由もなく、君だ ~彼女は自称ボディーガード!?~」を、韓国内のFASTサービスでは独占VODとして提供する。同作は24日夜、LIFETIMEチャンネルで初放送が始まり、LGチャンネルには各話が本放送の翌日にアップロードされる。
「理由もなく、君だ」は、致命的な欠点を抱えたロマンスの達人である男性俳優が、自分をドラマのヒロインだと信じている女性と出会うことで繰り広げられるロマンスを描いた作品だ。ジョン・ヨンファとホン・スンヒが出演し、ドラマ「ソンジェ背負って走れ」のユン・ジョンホ監督と「ドクターシン」のイ・スンフン監督が共同演出を担当した。
今回のサービスは、韓国内のFASTサービスで独占VOD配信を行う点で、LGチャンネルのコンテンツ差別化戦略と結びついている。利用者はOTTのサブスクリプション方式ではなく、広告を視聴することで無料でドラマを楽しめ、本放送の翌日からLGチャンネルで各話を視聴できる。
また、LGチャンネルは、LG電子独自のスマートテレビプラットフォーム「webOS」を基盤に運営される広告型無料ストリーミングサービスだ。「webOS」を搭載したLGのスマートテレビやモニターなど、さまざまな機器で利用でき、対象は2016年以降に発売されたモデルに限られる。
このほか、LG電子は最近、LGチャンネルのコンテンツを拡充している。先月には、「三食ごはん」「車輪のついた家」「STREET WOMAN FIGHTER」「イ・ホソン相談所」「キム・チャンオクショー」「応答せよ」シリーズなど、CJ ENMのバラエティー番組、ドラマ、トークショーのコンテンツを大幅に追加した。
これに先立ち、8月にはLGチャンネル内に「A-Play」チャンネルをFASTサービスとして独占ローンチし、日本のアニメコンテンツも提供している。同チャンネルでは、「NARUTO -ナルト-」「すずめの戸締まり」「ブラック・ジャック」など、日本のアニメも視聴できる。










