ドラマ「甘い殺伐ファミリー」が見つけた原石、BTOBミンヒョクの演技の成長が嬉しい。BTOBのラッパーとしてステージで強烈なカリスマを発したミンヒョクが、俳優としての可能性を証明して視聴者の好評を博している。
ミンヒョクは、毎週放送中のMBCの水木ドラマ「甘い殺伐ファミリー」で、母親ウノク(ムン・ジョンヒ)の期待を一身に受ける全校1位の模範生ソンミン役に扮して活躍中だ。
音楽に向けた夢を抱いているソンミンは、進路と初恋のヒョンジ(Girl's Dayミナ)との関係で母親と葛藤をもたらした。その上、自分がテス(チョン・ジノ)の実子でないという事実を知っていっそう混乱して哀れさをさそった。

そんなソンミンが感じる不安と悩みをテレビ劇場にそっくり伝えたミンヒョクの熱演が引き立ったという。特に先週の放送でテスに殴られて衝撃を受けたソンミンが、父親の本音をききながら堪えるように涙を流すシーンは、見る人の涙腺まで刺激した。
こうしてミンヒョクは、回を重ねるごとに安定した演技を見せて今後をいっそう期待させてくれる。そしてこの作品で彼が、視聴者の本放送死守を誘う演技ドルに位置づけられることと予感される。
ミンヒョクの演技力を確認することができる「甘い殺伐ファミリー」は、16日の夜10時に第9話が放送される。