RAINが再び歌手として姿を現したステージで、爆発的なエネルギーを放出した。韓国では4年ぶりに開催した2度目のワールドツアーのソウル公演。ステージに立った歌手RAINの姿に、約1万5000人のファンが大歓声を送った。RAINも久しぶりの韓国でのステージに興奮したように、ステージ上で全てを出し切った
RAINは11日から13日までの3日間、ソウル・オリンピック公園SKハンドボール競技場で、2度目のワールドツアー「THE SQUALL Rain in SEOUL」を開催した。3日間で1万5000人を動員。10年ぶりの2度目のワールドツアー、韓国では4年ぶりのコンサートなので、格別な意味を持っていた。ファンにもRAINにも特別なステージだった。
この日の公演でRAINは「It's Raining」を皮切りに、「I'm Coming」「Hip Song」「Love Story」「握手」「僕が寝ていたベッド」「Only You」「ONE」「太陽を避ける方法」「悪い男」「さよならの代わりに」「With U」「YOU」「LA SONG」「君を掴む歌」「I DO」「愛してる」「30 Sexy」「Rainism」などアンコール曲まで全24曲のステージを披露。華やかでパワフルな、セクシーなステージから、RAINならではの感性が際立つバラードまで、さまざまな魅力を発揮した。
「僕は」を熱唱し、雨の中で鍛え上げられた上半身の筋肉を公開したり、ファンを立たせて一緒に楽しむステージも作った。 「LA SONG」のリミックスバージョンも披露し、雰囲気はさらに熱くなった。華やかで、何よりも強烈で、ファンと友達のように親しげに、ステージ上ではプロらしく、約2時間30分の公演を導いた。
RAINは「長く待ったし、会いたかった」とファンにあいさつした後、来年のカムバックも予告した。ドラマや映画、そして、“最もRAINらしい”曲でカムバックすると発表した。
また、ダンス歌手としての悩みも打ち明けた。 「来年35歳。ダンス歌手としては、もちろん体の管理をしっかりしているので、長く続けても大丈夫だが、最も良いとき、拍手されているときに去るものではないのか。だからといって、やらないというわけではない」とし、「最も良いとき去らなければいけないのではないか。これからはダンス歌手ではなく、バラードなどで。管理するのがとても大変。とにかく、僕は自分の体が全盛期である限りはお見せする。まだ、だいぶ残っているじゃないですか?」と話し、注目を集めた。
昨年1月、6thアルバムの活動をしたRAINはその後、ドラマや中国での活動に専念した。歌手としても、俳優としても認められ、しっかりキャリアを積んだ。
この日の公演は、RAINを歌手として見ることができる格別な時間だった。デビュー17年目の歌手RAINが熱く輝いていたひと時だった。