
9日午前、プサン(釜山)市ヘウンデ(海雲台)区の映画の殿堂BIFFヒル1階記者会見場で、第31回釜山国際映画祭のガラ・プレゼンテーション部門に招待された映画「ドラ」の記者会見が開かれ、チョン・ジュリ監督、俳優キム・ドヨン、ソン・セビョクが出席した。
この日、キム・ドヨンは「難しかったですが、最も重要で、どうしても必要だったのは、自分の考え方を変える作業でした」と語り、役作りの過程を振り返った。
続けて、「最初のオーディションの時、抜粋された台本を受け取りました。内容を全く知らない状態で、その部分だけを読んだのですが、監督に『それでは、ドラは今うそをついているのですか?』と尋ねたんです」と話し、感極まって涙を見せた。
さらに、「監督から『ドラは真実しか話さない』と言われて、衝撃を受けました」と明かし、「孤独でつらいだろうと思いました。ドラの立場になってセリフを口にしている私でさえ、ドラがうそをついているのではないかと思ってしまうのに、ドラ自身はどんな気持ちなのだろうと考えました」と語った。
また、「そうした過程がずっと続きました」とし、「第三者の立場からドラを見るのではなく、本当にドラの心まで理解できるようになるまで、自分の考え方を変えることが最も必要でしたし、そのために一生懸命努力しました」と打ち明けた。
映画「ドラ」は、ソウルを離れ、真夏の海辺にある別荘を訪れた一家が滞在する中、原因不明の病を患うドラが初めて愛を知ったことで、すべてが少しずつ揺らぎ始める物語だ。
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