沢尻エリカ、不倫・薬物騒動を経て初の釜山国際映画祭へ…丸山隆平も驚いた“左手演技”

俳優の沢尻エリカが、私生活をめぐる騒動後、初めて釜山国際映画祭を訪れ、主演映画『薔薇の鎖』の撮影秘話を明かした。

7日、韓国・釜山(プサン)海雲台(ヘウンデ)区の映画の殿堂BIFFループシアターで、第31回釜山国際映画祭のミッドナイト・パッション部門に招待された映画『薔薇の鎖』の野外舞台あいさつが行われ、佐藤佐吉監督、丸山隆平、沢尻エリカが登壇した。

『薔薇の鎖』は、恐ろしい事故の後、互いに手錠でつながれた状態で目を覚ました男女が、警察と非情な麻薬組織の双方から追われるロマンティック・クライム・コメディー。記憶を失った2人は、自分たちのどちらが警察で、どちらが犯罪者なのかさえ分からないまま、真実を追っていく。

同作は、不倫説や薬物事件などを経験した沢尻エリカの主演作としても注目を集めている。

沢尻エリカは2009年、22歳年上の男性と結婚したが、その後、不倫説が浮上し、2013年に離婚。2019年には麻薬取締法違反の罪で懲役1年6か月、執行猶予3年の判決を受けた。

この日、これまでとは雰囲気を一変させた大胆なスタイルで登場した沢尻エリカは、「昨日からドキドキした気持ちで参加しています」と語り、終始笑顔を見せた。

作品については「映画の世界観が面白いと思いました」と話し、物語の鍵となる“手錠”の設定にも言及。

「Tシャツを着た女性がスーツを着た男性と出会うところから映画が始まります。手錠でつながれているという設定は面白いのですが、実際には『どうやって演じればいいんだろう』と思いました」と振り返り、「撮影現場では毎回、新しい発見がありました」と明かした。

一方、撮影中は長時間にわたって手錠でつながれた状態で演技するため、思わぬ苦労もあったという。

沢尻エリカは「私は右利きなのですが、右手を手錠でつながれた状態で演じなければならなかったので、左手を使う必要がありました」と説明。

「特に左手でご飯を食べなければならなかったので、撮影前に左手で食べる練習をたくさんしました。でも、そのシーンが自然だったみたいで、誰も違和感に気付かず、『一生懸命練習したんだね。左利きなの?』とも聞いてくれなかったので残念でした」と、ユーモアを交えながら撮影秘話を披露した。

すると、共演した丸山隆平は「本当に左利きだと思っていました」と明かし、沢尻エリカの自然な演技を称賛した。

佐藤佐吉監督はキャスティングについて、「僕にとって2人がキャスティングの第1希望だったので、とても満足しています」と語った。

さらに、「撮影を終えて最初の試写会があったのですが、その時に2人が『面白い』と言ってくれたので、『この映画はうまくいきそうだ』と思いました」と振り返り、「2回、3回と見ると、さらに面白いと思います」とアピールした。

一方、第31回釜山国際映画祭は10月6日から15日までの10日間、釜山各地で開催される。

WOW!Korea提供

2026.10.07