
200万人を超えるフォロワーを持つ日本人インフルエンサーのGamixが、グループ「ATEEZ」のサンをまねた動画で“つり目ポーズ”を見せ、人種差別を巡る物議を醸している。
Gamixは20日、自身のSNSに、最近流行しているサンの『BAD』の振り付けをまねたチャレンジ動画を公開した。
動画の中でGamixは、9日にソウルワールドカップ競技場で行われた「2026 Coupang Playシリーズ」で、キックオフパフォーマンスに参加したサンの衣装を再現して踊った。画面下部にはサンの写真も添え、「ATEEZ」のダンスやサンの表情をまねていた。
Gamixは軽快に踊っていたが、動画の終盤、突然、両手で自身の目尻を横に引っ張る、いわゆる“つり目ポーズ”を見せた。
“つり目ポーズ”は、東アジア人の容姿をおとしめたり、戯画化したりする人種差別的な表現として認識されてきた。特に、サッカーなどのスポーツ競技で同様の行為が問題になった事例が多い。
一例として、ことし6月に行われた北中米ワールドカップの韓国対チェコ戦では、観客の1人が同様のポーズを取って国際的な批判を受け、国際サッカー連盟(FIFA)がその人物のスタジアムへの入場を禁止する措置を取ったこともあった。
Gamixはサッカー関連のコンテンツを主に扱うインフルエンサーであることから、このポーズが持つ意味や問題性を知らなかったとは考えにくいとの指摘が出ている。
ネットユーザーからは「同じアジア人同士で、なぜあんなことをするのか」「自分をおとしめていることにならないのか」「日本人が韓国人に向けて、人種差別的に解釈されかねない行動をするなんてあきれる」「あのような行動をすることが理解できない」など、批判の声が上がった。
その後の対応も、さらなる問題を招いた。Gamixは謝罪することなく、自身の腫れた目を指しながら、英語で「皆さん、これがアジア人の目だ」「私は毎朝、目が開かない。どうして毎朝こうなるんだ?」と話す動画を投稿した。
この動画についても、東アジア人の目を戯画化する人種差別的な偏見の延長線上にあるとの指摘が出た。ファンからは「謝罪もせず、動画だけ削除したのか」「きちんと謝罪してほしい」などの声が寄せられた。
物議が広がると、Gamixは何の説明もないまま、該当する動画をすべて削除した。
サンを巡っては約2年前、イタリアで開かれた高級ブランドのイベントに出席した際にも、オンライン上で人種差別を受けたのではないかとの疑惑が浮上した。他の出席者がクッションに座っていた一方、サンだけが床に直接、窮屈そうに座っている姿が捉えられたためだ。
これについてサンは「何度も誤解が生じているようで悲しい。そのようなこと(人種差別)は全くなかったし、忘れられない思い出を持ち帰ってきた」と説明し、人種差別疑惑を否定していた。
2007年生まれのGamixは、サッカーを中心にさまざまなコンテンツを発信している日本人インフルエンサーで、現在SNSに約216万人のフォロワーを持ち、YouTubeのチャンネル登録者数は112万人に上る。
Gamixはことし6月に行われた北中米ワールドカップで、日本対ブラジルの決勝トーナメント1回戦を現地観戦。ブラジルの観客たちに囲まれて試合を見守り、日本の敗北に号泣する動画が大きな話題を集めた。
WOW!Korea提供






