「BTS」の「Dynamite」、もうすぐ6周年…「コロナ時代に、日差しのような癒やしを届けK-POPの歴史を塗り替えた」

「BTS(防弾少年団)」の初の全編英語シングル「Dynamite」が、リリース6周年を目前に、世界中のファンの間で回顧の波を呼んでいる。

「Dynamite」は2020年8月21日に公開された。新型コロナのパンデミックで世界中が立ち止まったあの夏、「BTS」が「疲れて大変な思いをしている人たちに元気を届けたい」という思いで作ったディスコポップのナンバーだった。

この曲は公開と同時にビルボードHot 100チャート(9月5日付)に1位でデビューし、「BTS」を同チャートの首位に立った初の韓国のグループにした。これは「BTS」のキャリア初のビルボードHot 100 1位でもあった。

「Dynamite」はその後、断続的に3週間にわたって1位の座を守り、13週連続でトップ10にとどまる快挙を成し遂げた。発売初週だけでアメリカで30万枚が売れ、プリンス以来、グループアーティストとして最大の販売数も記録していた。

同じ年の11月には、「Dynamite」で第63回グラミー賞の「Best Pop Duo/Group Performance」部門にノミネートされた。K-POPグループとしては初のグラミー本部門ノミネートだった。

翌年3月に開かれた授賞式で、「BTS」はソウルで、グラミー賞のステージやレッドカーペット、屋上を再現したセットを背景に「Dynamite」のステージを披露し、K-POPグループ初のグラミー単独ステージという記録も残した。

同部門の受賞はレディー・ガガとアリアナ・グランデの「Rain On Me」に渡ったが、ファンはこの結果に反発し、「#Scammys(いかさま+グラミー)」というハッシュタグをトレンド入りさせた。

6周年を前に、海外のファンの間では思い出を呼び起こす投稿が相次いでいる。あるペルシャ語圏のファンは「本当にすばらしい日々だった」と当時を振り返り、別のファンは「オー・ガットナマイト」という語呂合わせ交じりの感嘆の声を残した。「これは絶対に忘れられない」と、曲への愛着を語ったファンもいた。ある音楽アカウントは「6年前の今日、『BTS』が『Dynamite』をリリースした。1点から10点で採点してみて」という投票形式の投稿を上げていたが、これはリリース当時、10点満点から1点まで評価が大きく分かれていた6年前をパロディのように再現した投稿だと言える。

「Dynamite」がリリースから6年たった今も語り継がれているのは、単なるヒット曲を超えて、時代を象徴する意味を持っているからだ。ファンは、この曲が新型コロナで疲弊し孤立していた時期に、世界中の人々に安らぎと元気を与えた曲だという点を、とりわけ強調する。あるファンは、今でもこの曲を聴くと「あの頃の、澄んだ日差しのようだった」と表現し、K-POP全般やディスコというジャンルの復興に与え続けている影響力を高く評価する声も複数あった。

リリース当時、「Dynamite」は「BTS」の音楽的な地図そのものを塗り替えた曲でもあった。それまで韓国語中心に活動してきたグループが、初めて全編英語で楽曲を発表し、アメリカの主流市場への扉を開いた。これは、その後の「Butter」「Permission to Dance」といった英語シングルへとつながるグローバル展開の号砲となった。6年を経た今も、この曲は「BTS」のキャリアの転換点として語り継がれている。

 

WOW!Korea提供

2026.08.21