
※あらすじ・ネタバレになる内容が含まれています。
命懸けの救出作戦が成功した、その直後だった。待ち受けていたのは、想像を絶するさらなる危機だった。
SBS金土ドラマ『エージェント・キム:リアクティベーティッド』第9話では、キム部長(ソ・ジソブ)がリ・ウンリョン(イ・ジェヨン)の救出に成功するも、北朝鮮工作員に包囲され絶体絶命の窮地に追い込まれる。
一方、チュ・ガンチャン(チュ・サンウク)はソン・ハンス(チェ・デフン)とパク・ジンチョル(ユン・ギョンホ)の子どもたちを人質に取るという非情な一手に打って出た。最終回を目前に控え、物語は息をつく暇もない怒涛の展開を迎えた。
これに先立ち、北朝鮮使節団代表は、韓国政府がリ・ウンリョンの亡命を支援し、最重要指名手配犯であるキム部長に護衛を任せていたことを理由に、南北高官級会談の中断を宣言。2人を直ちに引き渡さなければ南北関係は一変すると韓国側を強くけん制した。首相の命令を受けた特殊任務局は苦渋の決断の末、キム部長とリ・ウンリョンを北朝鮮工作員へ引き渡す。
工作員たちは2人を別々の車両へ乗せ、人里離れた森へ移送する。そこでキム部長の前に姿を現したのは、娘を失った復讐心に支配されたチュ・ガンチャンだった。
「俺も娘のために、お前を始末してやる」
怒りを爆発させたチュ・ガンチャンはキム部長を容赦なく殴打し、銃口を突き付ける。しかし、「トランクに乗せろ」と部下へ命じて背を向けた、その一瞬だった。
反撃に転じたキム部長は圧倒的な戦闘能力で北朝鮮工作員たちを次々と制圧。そこへソン・ハンスとパク・ジンチョルも駆け付け、絶望的だった戦況は一気に逆転する。
追い詰められたチュ・ガンチャンは、リ・ウンリョンの居場所を教える代わりに命だけは助けてほしいと取引を持ち掛ける。キム部長は娘ミンジ(ソ・スミン)との新たな人生を守るため、復讐心を押し殺し、その提案を受け入れた。
キム部長たちは特殊任務局のチョン・サンア(ソン・ナウン)、クリーニング店のイムさん(パク・ジヌ)と合流。チュ・ガンチャンから北朝鮮使節団が滞在するリゾートの内部構造や警備体制を聞き出し、リ・ウンリョン奪還へ向けた潜入作戦を開始する。
厳重な警備を突破するため、一行はチュ・ガンチャンを先頭にリゾートへ潜入。キム部長は運転手、パク・ジンチョルは警護員、チョン・サンアは秘書へと変装し、それぞれ完璧になり切る。さらにソン・ハンスは車のトランクに身を潜めるという大胆な方法で潜入し、緊張感あふれる作戦の中にも思わず笑みがこぼれる場面を生み出した。
その頃、ソン・ハンス、パク・ジンチョル、チョン・サンアは監視室を制圧し、リ・ウンリョンがスイートルームに監禁されていることを突き止める。
一方、キム部長はロープを伝って建物の外壁からスイートルームへ侵入。その部屋では北朝鮮代表がリ・ウンリョンに水責めを加え、彼が隠した800万ドル(約11億8000万円)の対韓工作資金の在りかを吐かせようとしていた。
そのやり取りを密かに見守っていたキム部長は、決定的な瞬間を逃さず北朝鮮代表を制圧。ついにリ・ウンリョンの救出に成功する。同じ頃、ソン・ハンスとパク・ジンチョルも北朝鮮工作員との壮絶な肉弾戦を繰り広げ、それぞれの持ち場で激闘を展開した。
しかし、安堵する間もなく北朝鮮代表は「キム部長とリ・ウンリョンを射殺しろ」と命令。次の瞬間、静まり返っていたリゾートに銃声が響き渡り、一帯は瞬く間に戦場へと変貌する。
さらに北朝鮮工作員たちはEMP弾を起動し、リゾート内の電源をすべて遮断。綿密に練られていた救出作戦は崩壊し、キム部長たちは暗闇の中で孤立してしまう。
仲間との連絡も途絶えたキム部長は、リ・ウンリョンを守りながら降り注ぐ銃弾をかいくぐり、必死に脱出を図る。しかし、逃げ場を失った2人は、ついに北朝鮮工作員たちの包囲網に追い込まれてしまう。
背中合わせになったキム部長とリ・ウンリョンは、それぞれ銃を構え、四方から迫る敵を静かに見据える。絶体絶命の状況の中、最後の戦いの火ぶたが切られようとしていた。
その一方で、北朝鮮工作員との激闘を終えたソン・ハンスとパク・ジンチョルは、状況を確認するため部屋へ戻る。そこで目にしたのは、自ら拘束を解いていたチュ・ガンチャンの姿だった。
チュ・ガンチャンは2人を意にも介さず携帯電話を放り投げ、不敵な笑みを浮かべる。画面には、拘束されたソン・ハンスの息子テフン(ヤン・ジュンソク)と、パク・ジンチョルの娘ダビン(イ・ナヨン)が「助けてください」と助けを求める姿が映し出されていた。
「俺の体に指一本でも触れたら、子どもたちは死ぬ」
あまりにも残酷な脅迫に、怒りを抑え切れなくなったパク・ジンチョルはチュ・ガンチャンの胸ぐらをつかみ、「ダビンに何かあったら、お前を骨まで噛み砕いてやる」と怒号を浴びせる。
ソン・ハンスも「子どもたちはどこだ!」と悲痛な叫びを上げるが、チュ・ガンチャンは冷たい笑みを浮かべるだけだった。
命懸けで成功させたはずの救出作戦は、子どもたちが人質となる最悪の展開へと一変。チュ・ガンチャンが仕掛けた残酷な罠によって、物語はこれまで以上の緊迫感を帯びたまま、最終回へと突入した。
キム部長は北朝鮮工作員の包囲網を突破し、リ・ウンリョンを守り抜くことができるのか。そしてソン・ハンスとパク・ジンチョルは、テフンとダビンを無事救い出せるのか。さらにキム部長は、娘ミンジとの再会を果たせるのか。すべての運命が交錯する最終回への期待は、ますます高まるばかりだ。
第9話はニールセンコリア調べで瞬間最高視聴率23.2%、全国21.5%、首都圏21.3%を記録。6週連続で20%台を突破し、同時間帯および週間ミニシリーズ視聴率1位を獲得したほか、2049視聴率は最高6.6%、平均5.8%を記録。この1週間に放送された全番組の中でトップとなり、圧倒的な話題性を証明した。
SBS金土ドラマ『エージェント・キム:リアクティベーティッド』最終回は、25日午後9時45分より韓国で放送される。
日本ではNetflixで配信される。
WOW!Korea提供






