
※あらすじ・ネタバレになる内容が含まれています。
tvNドラマ「残念ながら明日も出勤です!」で、カン・シウ(ソ・イングク)とチャ・ジユン(パク・ジヒョン)が、愛し合いながらも現実の壁に阻まれ、別れを選ぶ切ない結末を迎えた。互いを思うからこそ離れるしかなかった2人の姿が、視聴者に深い余韻を残した。
14日に韓国で放送された第8話では、秘密の交際を続けてきたシウとジユンの関係が、避けることのできない現実に直面し、大きく揺らいでいく様子が描かれた。
ジユンは、シウとの交際を親友のイ・ヘジ(アン・ソヨ)に打ち明ける。しかしヘジは、『元妻はあなたのメンターでしょう』『結婚はあなたが思っているよりずっと大変よ』と冷静に現実を突きつける。ジユン自身も、今後もスジン(パク・イェヨン)と仕事で顔を合わせ続けなければならないことに不安を抱き、2人の恋の前に横たわる現実の重さを改めて実感する。
一方、シウもまた、元恋人チョ・ガウル(チェ・ギョンフン)を気遣うジユンの気持ちを受け止めていた。
ガウルとの話を終えて戻ってきたジユンに、シウは『送り出してから後悔しました』と手を差し伸べる。ジユンも『ありがとうございます』と応え、互いを信じ、相手を尊重しようとする2人の姿は、以前よりも一歩深まった関係を感じさせ、穏やかな幸福感を漂わせた。
しかし、その幸せは長く続かなかった。
待ち合わせ場所へ向かったジユンは、シウの車の助手席にスジンが座っている姿を目撃する。その後、シウが『誰にも会っていません』と話したことで、ジユンの胸には拭えない疑念が芽生えた。
やがてシウは、スジンの母親が認知症を患い、過去の記憶の中で自分を探し続けているため、頼まれてスジンと会っていたことを正直に打ち明ける。
そして、『もう一度同じ状況になっても、ジユンさんには話しません。それが僕なりのジユンさんを好きでいる方法だからです』と、自身の考えを静かに伝えた。
しかし、その優しさはジユンの心を救うことはできなかった。
『分からないです。前もって知っていても嫌だったと思うし、こうして知るのも嫌です』
ジユンは涙をこらえながら複雑な本心を吐露する。隠されることも苦しく、知ることも苦しい――愛しているからこそ生まれる葛藤が、2人の間に重く横たわった。
さらにジユンは、父ヨンムク(ユ・ソンジュ)との会話を通じて、結婚と離婚の現実を改めて見つめ直すことになる。
ヨンムクは『1人でいるより、一緒にいる方がもっと寂しい日もある』と結婚生活を振り返る。その言葉を聞いたジユンは、自分が以前口にした『責任者は、なぜ離婚したんですか?』という問いを何度も思い返し、愛する人の過去を理解することと、その現実を受け入れて生きていくことは、まったく別の問題なのだと痛感する。
それでもジユンは、『きちんと整理してきてください。でも、2度目はありません』とシウをスジンの母親のもとへ送り出す。
だが電話を切ると同時に、大きく息をつき、その場に立ち尽くす。頭では理解しようとしても、心が追いつかない――そんなジユンの姿が切なさを際立たせた。
その後、ヘジの結婚式でも2人は再び現実を突きつけられる。
ジユンは偶然、シウとスジンが幸せそうに笑う過去の写真を目にし、大きな衝撃を受ける。さらにガウルは『どうしてそんなにつらい人を選ぶの? どうしてそんな苦しい道を歩くの?』と問いかける。
シウは『一線を越えないでください』と毅然と言い放ち、ジユンを守ろうとする。しかし、その言葉だけではジユンの揺れる心を支えることはできなかった。
そして迎えた2人だけの時間。
ジユンはついに胸に押し込めていた本音をあふれさせる。
『スジン責任者と一緒にいる姿を見ることも、その家族のもとへ向かうあなたを待つことも、堂々とあなたと付き合っていると言えないことも……全部つらいです』
さらに、『どうして私が責任者の過去まで背負わなければならないんですか? ごめんなさい。私は責任者ほど強くなれません』
と涙ながらに語り、自ら別れを選んだ。
シウは『ごめんなさい、ジユンさん。僕の選択がジユンさんの傷になってしまって、本当にごめんなさい』と謝罪することしかできず、遠ざかっていくジユンの背中を見送った。
互いを愛する気持ちは最後まで変わらなかった。それでも現実は、2人に同じ未来を選ぶことを許さなかった。
最後まで相手の幸せを願い、自分の気持ちを押し殺して背を向けたシウとジユン。愛だけでは越えられない現実を描いたラストは、大きな余韻とともに今後の展開への期待を高める結末となった。
第8話の視聴率は、ニールセンコリア調べで全国世帯平均4.4%、最高5.6%、首都圏世帯平均4.8%、最高5.8%を記録した。
別れを選んだシウとジユンが再び互いのもとへ戻ることができるのか、今後の展開に注目が集まっている。
「残念ながら明日も出勤です!」は毎週火・水曜日午後8時50分から韓国で放送される。
日本ではAmazon Prime Videoで視聴できる。
WOW!Korea提供







