
「BLACKPINK」のROSEが手に握った小さなボール一つが始まりだった。
軽く押して離すとゆっくりと元に戻るストレスボールがSNSを通じて広まり、マランイ、キーキャップキーリング、ワックスボールのような触感玩具が若い世代の間で大きな反響を呼んでいる。
代表的な事例はROSEが愛用していると語ったニードー(NeeDoh)ストレスボールだ。各種コンテンツで本人が使用する姿を公開した後、需要が急増し、海外では定価の数十倍で取引される転売現象まで現れた。一部製品は品薄状態が続き、ニードー狩りという言葉まで生まれた。
この他にも手に握るマランイからカチッと音が鳴るキーキャップキーリング、外皮を割る触感を楽しむワックスボールまで種類も多様化した。押せばへこみ、壊せば弾け、押すたびに音が鳴る。短く即刻的な刺激が繰り返され、自然と中毒性を生み出す。
芸能人の日常でもこうした流れが続いている。俳優のムン・チェウォンは最近、東廟の玩具市場を訪れた動画でマランイとワックスボールを直接選ぶ姿を公開した。「RED VELVET」のジョイもまた、文具・玩具通りを訪れてマランイを大量購入する様子を演出した。コンテンツでもおなじみの光景となった。俳優のアン・ジュミは、COUPANG PLAYのバラエティー番組「SNL KOREA」の「スマイルクリニック」で、キーキャップキーリングをその音にちなんでドガギと呼び、心身安定のために使うキャラクターを演じて話題を集めた。
こうした人気を追い風に、ソウル東大門の玩具通りはマランイツアーが誕生するほどホットプレイスとして浮上した。購入レビューやASMR動画がSNSを席巻する中、キーキャップキーリングをカスタマイズするポップアップストアまで登場した。
価格帯も手頃だ。マランイは数千ウォン、キーキャップキーリングやワックスボールも1万ウォン台の製品がほとんどだ。気軽に購入できると同時に即刻的な満足感を与えるという点で、いわゆる小さな贅沢トレンドとも合致する。
関連業界ではこうした流れを単なる流行とは見なしていない。ある流通業界関係者は、最近はデザイン以外にも触感も重要な消費基準になったようだ。有名人から始まったトレンドが日常の消費へと急速に広がる現象の一つだ、と指摘した。
WOW!Korea提供

